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今日は先日ご紹介した鼻中隔延長、鼻尖縮小、小鼻縮小をお受けになられた患者さんの術後三週間後検診時の経過のご紹介です。

上段:術前です
中断:術後1週間再診時です
下段:術後約3週間後再診時です

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周りのお友達にはカミングアウトされて手術をお受けになられたとのことですがそれでも周りのお友達が変わりぶりにびっくりされているそうです。
喜んでいただけて幸甚の至りです。
順調な経過です。

2006-11-30

今日ご紹介の患者さんは鼻尖り縮小手術(クローズ法)、I型プロテーゼ、鼻尖部軟骨移植を行った患者さんです。

上段:術前です。
下段:術後約2週間後再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています。

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御希望は鼻筋を全体的にスッと通して鼻先を細くして微妙に鼻先を下げたいとのことでしたのでプランとしては薄めのI型プロテーゼおよび鼻尖縮小、および鼻尖縮小の際に鼻翼軟骨から採取した軟骨を鼻先に移植するというものにしました。 

移植軟骨です。

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すっきりした感じになりました。 元々モデルをされていてお美しい方でしたがよりお美しくなられたと思います。

2006-11-28

今回は鼻中隔延長術、鼻尖縮小術の患者さんの症例の紹介です。

最近よく受ける質問に「鼻中隔延長術と鼻尖部軟骨移植術と鼻柱下降術 はどう違うんですか?」というものがあります。

非常に多い質問なのでここで説明させていただきます。

1.鼻中隔延長術・・・・・鼻の真ん中には鼻中隔軟骨という軟骨があります。 これに軟骨を継ぎ足し鼻先を伸ばす手術になります。 適応は後述する鼻尖部軟骨移植術では充分な鼻先の延長が期待できない場合になります。

2.鼻尖部軟骨移植術・・・・ 鼻尖部に段重ねにした軟骨を移植する方法です。 長所は簡便な術式ですが欠点は鼻翼軟骨の上に移植された軟骨は鼻翼軟骨がたわむことによるクッション作用により微量しか延長できない点です。 鼻翼軟骨の硬さ、皮膚の硬さ、移植軟骨の厚さの複合係数により延長量が決まりますが1〜2mm程度なのが通常です。

3.鼻柱下降術・・・・ 鼻の穴と穴の間の鼻柱と呼ばれる部分を下に下げる方法です。 軟骨やインプラントを用います。 鼻先を下げたり延長する術式ではありません。


よくご相談をうける内容として「鼻先を下げられるか?」というものがありますが診察の結果、手術可能であれば術式として上述の1.か2.を選択します。

今回ご紹介の患者さんはかなりのアップノーズに加えて2.の術式では移植軟骨の支持基盤となる鼻翼軟骨がかなり柔らかく鼻尖部軟骨移植では充分な鼻先の下げ幅が得られないと考えられたため1.の術式:鼻中隔延長術を選択しました。また鼻先を細くしたいとのご要望があったため鼻尖部縮小術も併用しています。 御希望によりインプラントは一切使用しませんでした。

上段:術前です
下段:術後 一週間の再診時です

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鼻先が高くなりかつ下がって喜んでいただけて幸いでした。

今日はとらやの差し入れをいただきました。

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ありがとうございます。御厚情を深謝します。

2006-11-27

まず今日は11月15日に記載したブログ分についてです。

今日の患者さんで肛門美容外科手術の術前、術後の写真ブログ掲載を快諾してくださった患者さんがいらっしゃいましたのでどのように載るかを診察後カウンセリング室でお見せしようとしたところ「??? あれ? ない?」となりエキサイトに削除されたことが判明しました。

どうやら術前術後の写真がエキサイトのなんらかの規約に抵触するようなので再度写真抜きで文章のみで載せます。

以下11月15日記載分です。


「肛門領域の病気といえば痔が有名ですが痔といっても)痔核、2)裂肛、3)痔瘻の三大疾患がありそれら3つの治療で肛門科の患者さんの多くが占められています。
他にも脱肛、肛門皮垂(skin tag)などの疾患がありますがskin tagに関しては見た目は悪くても内外痔核が奥にない場合は「病気でないからそのままで大丈夫」と肛門科医に突き放されてしまう患者さんがしばしばいるようです。

婦人科手術の御依頼の際に相談が多いのがこのskin tagに関してです。

今回ご紹介の患者さんは肛門部の隆起を彼氏に指摘され肛門科にいくも様子見でいいでしょうといわれて困っていたとのことでした。 本人は疼痛や出血等の自覚症状はなく彼氏が気持ち悪がるのがいやだとのことでした。
(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)

1.術前です          2.術直後です          3.術後2ヶ月です
エキサイトの規約に写真が適さないようなので載せません

skin tagは消失し綺麗になられてよろこんでいらっしゃいました。 生物はsymmetry(対称)な形態を美しいと感じる習性がありますから(例えば雄クジャクのあの美しい羽もメスは色彩よりもsymmetry(対称性)に惹かれるようです)、skin tag等の存在によって対称性が損なわれるとマイナス点として脳にインプットされるデメリットが存在するため、無症状といえども美のために切除、形成するという考えは先進的でこそあれ恥ずかしがる必要はないと思います。

口腔から肛門までの領域は人体の栄養の摂取、排泄をつかさどる非常に重要な経路ですが痔を始めとする肛門領域の治療に真面目に取り組む医者は他の領域の医師達から蔑視される傾向が歴史的にありました。イギリスでは肛門科医を pile doctor という蔑称で呼ぶ医師たちがいました。  美容外科領域でも非常にマイナーで全く評価されない分野になりますが職業に貴賎なしならぬ臓器に貴賎なしの考えからいけば同部位の形態を整えて差し上げるのも美容外科医術の貢献できる箇所だと思います」


以上 11月15日記載分です。

今日の紹介症例は鼻プロテーゼ抜去です。

鼻プロテーゼを抜去にご相談にこられる方みな術後の鼻の変形等をきにされますが通常まずそのようなことはおこりません。 プロテーゼが入っていたまわりにカプセルが形成されますのでその分多少鼻背のボリュームがアップするので術前よりは微妙に鼻が高くなるケースが多いようです。

上段:術前(他院にてプロテーゼ留置術を受けています)
下段:プロテーゼ抜去後術後約半年です。

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術後経過良好とのことでした。 

2006-11-19

鼻柱下降術の患者さんの紹介です。

鼻柱下降術は用いる材料として
1.ヒアルロン酸
2.耳軟骨
3.プロテーゼ

等があります
1.の長所は手軽に施術可能な点、 短所は鼻根部とことなりヒアルロン酸は同部位に保持されにくいことです。

2.の長所は自己組織のため定着すれば半永久的な点、短所は採取部位を傷つける点です。

3.の長所は形態の加工が容易であり抜去も容易である点、短所は移動や感染の問題がある点です。

これらの長所、短所を考慮していただいて鼻柱をさげる術式を患者さんに選択していただいています。

左:術前      右:術後
(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)

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鼻柱がさがりすっきりとした印象になりました。


今日はBLS(Basic Life Support)の更新トレーニングに行ってきました。2年ぶりの更新トレーニングでしたが心臓マッサージの回数と人工呼吸の回数が成人、小児は30:2となっており(小児は二人体制の時は15:2)、AED:Automated External Defibrillator「自動体外式除細動器」の使用もトレーニング内容に加わるなど蘇生術の基本ガイドラインも変更点がいくつかありました。テストも無事満点で終了しツイてました。 

BLSはAHA(America Heart Association)が作成したガイドラインに基づくトレーニングですが米国はこのようなシステマティックなトレーニングシステムや評価システムを作るのが上手いと思います。 
システムによって技量というのは信じられないぐらい飛躍的に伸びます。
日本の医療システムは総体としてはWHOが一位と認めるものですが医師の個々の技量を伸ばすシステムに関しては残念ながら米国の後塵を拝しているように感じます。

米国は今でもあのミッドウェイ海戦をコンピューターブラフィック化し毎週のようにケーブルテレビでその映像と解説を流しているような国です。 「なぜあの時勝てたのか?」 戦勝国でありながらもそれを大衆レベルの番組で今でも分析しているのに、かえす日本ではまったくそのような状況ではありません。 「何故負けたのか?」 負けた事実を直視することは確かに辛いことです。 しかし敗戦にも学ぶ点がいくつもあるはずです。 表層的な事象のみを記憶する学校の歴史教育のあり方が日本人の思考力の深みを奪っているように感じます。 

この米国の「何故?」 という考える原点がより良質なシステムを作り上げる原動力になっていると思うのです。

2006-11-18

今回は鼻尖縮小術、小鼻縮小術、アップノーズ形成術をお受けになられた患者さんのご紹介です。

アップノーズ形成術は現ライフクリニック院長勝間田先生が昭和60年台に十仁病院勤務医時代に開発した手術法で鼻先を上に向ける手術になります。
最近は鼻先をさげたいという御依頼が多く鼻先を上げたいという御依頼はあまりないですが今回ご紹介の患者さんは鼻を全体的に小さくして垂れた感じの鼻先を上げたいというご要望により鼻尖縮小術、小鼻縮小術(外側法)、アップノーズ形成術を施術しました。

上段: 術前です。
下段: 術後です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)

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アップノーズの程度はあまり上げますと豚鼻みたいになってしまいますので上げる程度の抑え具合が重要です。 今回はご満足いただけて幸いでした。

2006-11-14

鼻尖縮小術のご質問でよく「鼻の軟骨を処理するのですか?」とか「余分な組織を取ってくれるのですか?」とのご質問を受けます。

基本的にはどちらも処理を行います。 切除したものがどのようなものになるかは症例写真を供覧します。
写真の上の方は鼻翼軟骨を一部切除したものです。
下の方は鼻先の鼻翼軟骨周辺の脂肪組織を含んだ軟部組織になります。

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鼻尖縮小手術はこのような処置を行い、鼻翼軟骨を逢着し鼻先を細く整える手術になります。

鼻尖縮小手術の患者さんの紹介です。
上記写真の軟骨を鼻先に移植して鼻先をやや下げました。
上段:術前です。
下段:術後2週間目再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)

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先日頂いた差し入れはなんとクリスマス系の差し入れでした。

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ありがとうございます。 もうすぐ12月ですね。  今年もあと少し。 頑張っていきたいと思います。

2006-11-13

今日は鼻尖縮小、鼻中隔延長、小鼻縮小の患者さんの術後一週間後検診時の紹介です。

今回の患者さんは正面から鼻の穴がみえるのが気になるとの事で数々の美容外科に相談にまわられたそうです。多くの美容外科では鼻のインプラントのみをいれることを勧められ、鼻の穴自体を目立たなくすることは不可能といわれたとのことでした。

また見積もり金額も100万以上だったりと大変だったようです。

何のご縁か私のところに辿り着きご相談をお受けしたところ彼女の願いは鼻を高くすることではなく鼻の穴を目立たなくすることだったので私の方針としては鼻全体を小ぶりの印象にするために鼻尖縮小術、小鼻縮小を行い、鼻先を下げて鼻の穴を目立たなくするために鼻中隔延長術を行うことを提示しましたところご納得されましたので手術を行いました。
上段:術前です。     
下段:術後1週間再診時です。  (写真は患者さんの快諾を得て供覧しています) 

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1週間後再診時にギプスを外した時はこちらもうれしくなるほど喜んで下さって心温まりました。
これからだんだんと傷も落ち着きより自然な感じになっていくことでしょう。

今日は日本内視鏡低侵襲脊椎外科学会に参加し茅ヶ崎徳州会総合病院脊椎・側彎外科 江原 宗平先生の側彎症手術の動画を見て感動しました。側彎症手術といえば独協医科大学の野原裕先生が知る人ぞ知る達人ですが江原先生の手術も素晴らしかったです。 

現在内視鏡脊椎外科の分野では帝京大学の出口先生が精力的に活動されています。今回、先生のお話でMED(Micro-Endoscopic discectomy)のみならずPED(Percuatneous endoscopic discectomy)という方法で経椎間孔より脊椎の側面よりヘルニアを摘出する技術が進歩し広まりつつある現状を知り日進月歩の技術に感動しました。 

脊椎外科は日本が世界をリードしている分野です。 先生方の益々のご活躍を願っています。

2006-11-11

今日は鼻口唇角形成術の患者さんの紹介です。

お鼻の中心の鼻柱部分が食い込んだ感じを改善したいとのことで同部位にインプラントを用いて手術を行いました。
(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)

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術前は正面からみると子犬の鼻のようにかわいらしいといえばかわいらしいのですがご本人的には食い込んだ形が気になるとの事でそれを改善すべく手術をした結果、側面像、正面像共に改善が見られています。

2006-11-09

鼻尖と小鼻縮小の約2ヵ月後検診のご紹介です。(写真は患者様の快諾を得て供覧しています)

上段:術前 下段:約2ヵ月後検診時  になります。

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自然な感じで細くしまってきました。


今日の胸の脂肪注入移植用脂肪です。

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しこりや石灰化の合併症の発生は可能な限り少なくしたいので片方200ccずつ注入します。
(200cc以上は合併症の発生率が統計的に高くなるといわれています)

たくさん脂肪細胞が定着してきれいな胸になりますように!

2006-11-08

今日はかの有名な「稲むらの火」のモデルとなる実話が起こった日です。
1854年安政地震の際,紀州有田郡広村(現在は広川町)であった出来事になります。後年小泉八雲の作品で11がつ“五兵衛"という名で知られる主役の老人は,当時,広材の地士で醤油製造を営む濱口梧陵(35歳)でした。11月4日(日本全土で死者約600)、5日(日本全土で死者約3000)と二日間に数回回の大地震に襲われた広村は5日の地震の際、津波で村が押しつぶされました。濱口梧陵は自身も潮流にのまれますが一命を取り留めた後、壮者10余人に松火(たいまつ)をもたせ,生存者の救出に被災地へと立戻りました。しかし,若干の村人を助けたものの倒壊した家屋の流材が道をふさぎ,歩行の自由もままならぬ状態でした。ついに,撤退を決めた彼は,その途中で漂流者が暗夜のため安全な場所の方位を見失わないよう,路傍の稲むらに次々と“火"を放ちながら高台に戻りました。
“この計、空しからず.これに頼りて万死に一生を得たもの少なからず"と彼は後日述べています。かくして,梧陵らが避難し終えたあと,前後4回もあった中で最大の津波が轟然と村を襲った。そして荒れ狂う激波は点火した稲むらまで挿し流してしまいましたがこの道しるべのおかげで他村に比べれば流死人は30人と些少だったといわれています。後日彼は津波よけの大堤防建設まで私財を投じて行っています。



今日は小鼻縮小術の紹介です。

小鼻縮小の術式には大きく分けて3つあります

1.外側法
鼻翼自体が張り出した状態を改善するために鼻翼の外側を切除する方法です。
2.内側法
鼻翼基部が広い状態を改善するために鼻翼の内側である鼻腔底を切除する方法です。
3.X-plasty
形成外科の渡辺先生がパリの学会で発表された方法です。鼻の穴の中の側方を切開、処理することにより鼻翼の中央の張り出しを改善する方法です。

これらに補助的治療として鼻翼基部に埋没糸をいれ鼻幅を狭くする方法があります。

今回はX-plastyの患者さんの紹介です。(写真は患者様の快諾を得て供覧しています)

 上段:術前   下段:術後

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お悩みは鼻の穴がやや目立つということと小鼻のふくらみでした。 しかも体表に一切傷を残したくないという御希望のため変化は微妙ですが小鼻のふくらみをすっきりさせるX-plastyを術式として選択しました。

傷なく小鼻がすっきりされて大変喜ばれました。  手術中は術野が確保しにくくやりにくい手術ですが微妙な変化を求める方にはよい適応となる術式です。

2006-11-04

今日は鼻孔縁挙上術の紹介です。
鼻孔縁挙上術は横顔からみた鼻の形を改善します。
どのように改善するかというと鼻の穴が側面から上向きになっているようにみえてしまうのを下向きになっているようにみえるようにすることによりさっぱりとした印象にします。
【写真は患者様の快諾を得て供覧しています】

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最近患者さんからの質問や問い合わせに「ダウンタイムはどのくらいですか?」と聞かれます。
ダウンタイム ・・・日本語としては聞きなれません。広辞苑にも載ってない用語です。 英語でdowntimeというと工場や機械の作業休止時間、または仕事の合間の休憩時間という意味になります。 いわゆる術後から正常状態を取り戻すのに要する時間としては英語ではrecuperation time と言うのが適切であろうと思います。

恐らく多くの方はダウンタイム≒「術後人前に出れるまでに要する時間」という意味でこの和製英語を用いていると思います。 美容外科の普及とともにこの和製英語も市民権を得て広辞苑に載る日も近いかもしれません。

2006-11-02

今日は鼻口唇角形成術(びこうしんかくけいせいじゅつ)の患者さんの再診がありましたのでご紹介します。

鼻口唇角形成術は鼻柱の付け根が食い込んだ感じがする方の鼻の側面像を改善するのに有用な手術です。 インプラントもしくは軟骨を用います。

・術前です       ・術前に指でシュミレーションします ・本日再診時(術後一週間)です


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(写真は患者さんの快諾を頂いて供覧しています) 赤矢印の部分が鼻口唇角部分です。ここがひっこんでいるとなんとなく鼻がすっきりしない感じがでてしまうのでこれをだして鼻をすっきりした印象にする手術が鼻口唇角形成術になります。

2006-10-26

今日は鼻尖縮小術と鼻根縮小術の症例写真のご紹介です。

(写真は患者様の快諾を得て供覧しています)
      術前                   術後

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鼻先は鼻翼軟骨という軟骨を逢着し余分な軟部組織と軟骨を除去してケースによってはその除去した軟骨を鼻先に移植することにより鼻先を多少さげたりすることが可能です。

鼻根縮小術は鼻骨部(目と目の間の鼻の骨の部分)の幅を狭くすることにより鼻の上部の幅をすっきりさせる手術になります。


今日は静岡からいらしか患者様からお心遣いをいただきました。

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お茶と最中です。

ありがとうござます。

今日は顎削りに頬骨削りに脂肪吸引と忙しくちょっと精根尽き果てた感じなので最中とお茶は明日におあずけして今からスタッフとみんなでおいしいラーメンを食べに行って元気になろうと思います。

2006-10-22

日本の医療
いきなりですが日本の医療についての話題です。

日本の医療は特定機能病院を含めた先進医療を行う病院へのアクセスのよさ、高度先進医療と安価な医療費、平均寿命の高さ、当等によりWHOが世界第1位 の水準と評価しています(米国の水準は第37位)。

しかし外来患者数は欧米平均の4倍、診療費は1/10倍、医師技術料は1/5倍です。

AIU保険会社の調査(2000年度)によると盲腸の手術で入退院まで
1位 ニューヨーク 243.9万円
2位 ロサンゼルス 193.9万円
3位 香港      152.6万円



10位 ソウル    50.9万円


16位 日本     37.8万円

となっています。

日本は世界第一位の医療を国民に提供しておきながら国民医療費は対国民総生産費では世界第17位です。

現在日本の負債残高は745兆円になります。 これは国家予算の12年分、国民総生産の1.6倍に相当します。

国民医療費のうち国が負担している国庫負担は8兆円です。

これは国の負債の約1%にすぎません。

日本国民の「安全保障としての医療」として存在している医療に対し政府は
1.高齢患者の負担増
2.高額医療の患者負担増
3.入院時の食事、ホテルコストを自費とする負担増
4.保険免責制度(低額医療を自費扱いすること)
5.国民医療をGDPなどの経済指標に合わせ規制する医療総枠制度の導入
等を提示しています。 

負債の1%にしかすぎないこの医療費の抑制に対しては様々な案が提案されていますが
国民の安全保障としての医療、 たとえば小児科や産婦人科の過酷な状況が改善されるべき診療報酬の大幅引き上げ等の話は聞こえてきません。

日本の貿易収支は黒字ですがサービス部門、つまり旅行、金融、特許などの貿易収支をみると日本はすべて赤字です。 

WHOで世界一とされている日本の医療ですが外国に医療を受けに行く日本人と日本へ医療を受けに来る外国人の数の差はいかがなものでしょうか?

かつて美容外科は十仁病院が世界一の規模を誇り外国からも多くの人が手術を受けにきましたが今やそのような規模、レベルを備えた病院はなくなってしまいました。
一般病院にしてもなかなかそのような病院はありません。
アメリカのようにアラブの富豪が治療を受けにくるような世界レベルで有名な病院はありません。

今の抑制政策ですと医療現場はじょじょに疲弊していって貿易黒字になる部門になるどころか国民の安全保障としての最低限の医療レベルラインが崩壊していくと思います。
その端緒として小児科や産婦人科の閉鎖等が各地でみられているのでしょう。
税金の配分を土建業にではなくて貿易黒字になるぐらいの部門として医療の部門に投資してくれたらと思うのは医療従事者の勝手な願いかもしれませんが・・・・・

今日は日本海側からの鼻尖縮小術の再診がありました。
上段: 術前です
下段: 術後三週間 本日です。 (写真は患者様の快諾を得て供覧しています)

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きれいなキュートな鼻になられました。 遠路はるばる再診お疲れ様でした。

明日は晴れるといいですね。

2006-10-15

明日は骨と関節の日です。『ホネ』の『ホ』は十と八にわけることができ10月8日に決まったという話です。

そんな骨と関節の日を記念して和歌山県立医科大学の吉田教授の腰椎内視鏡手術の講演と日本大学の龍教授の変形性膝関節症についての講演が今日あったので聴いてきました。

最近腰の内視鏡手術が流行っていますがこれは今から10年前の1996年に開発された方法で最初は腰椎椎間板ヘルニアへの適応だったのが今や腰部脊柱管狭窄症や頚椎症まで拡大されてきています。

最近、グルコサミンを飲むと膝にいいと健康食品がでまわっていますが実際の研究では効くという論文と効かないという論文があって白黒はっきりついているわけではないようです。

さて

今日は「鼻尖縮小」と「小鼻縮小」 を同時に手術された方の経過レポートです。
(写真は患者様の快諾を得て供覧しています)
上段: 術前です。
中段: 鼻尖縮小と小鼻縮小術後一週間抜糸時ギプスを外した直後です。
下段: 術後二週間の経過観察来院時です。

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希望通りの形態で大満足との事で私もほっとしました。 最近秋雨なのか湿気が多い日々が続いています。 週末はカラッと晴れてくれるといいですね。

2006-10-07

心に染み入る先生

中学三年生に漢文の授業で深津先生という先生に教わりました。 ずいぶんと年配風な先生で自分の祖父に似ていた風貌をもったこの先生の授業はずいぶん好意的に聞いていた記憶があります。 あとにも先にも私の人生において最も意味のあった授業はこの深津先生の授業でした。 「人間万事塞翁が馬」「伯夷・叔斉 首陽山に死す」「朝三暮四」等 ずいぶんと人生に対する叡智を学ばせてもらったと思います。 当時は暗唱できた漢詩も今やすっかり忘却の彼方ですが意味はしっかりと覚えているつもりです!?

さてそんな深津先生のことですが最初は「偉そうな講釈たれる先生だけど所詮口だけだろ」と大人に対する不審感でいっぱいだった十代の自分は他の教師を見る目と対して変わりありませんでした。そんなある日深津先生が『陰徳』について触れられました。『陰徳』とは人に知られないようにひそかにする善行のことですがそれまでそのような言葉を知らなかった自分は目からうろこが落ちるような衝撃を覚えました。 と 同時に「そんなの口だけでどうにでも言えるよ」とも思っていました。 

ある日の朝 偶然 朝早く学校にきすぎてしまって誰もいない教室からふと裏山を眺めたところおじいさんが裏山を掃除していました。 裏山は生徒が漫画本や紙コップやジュースの缶などをよく捨てるところですが比較的いつもきれいでした。 そう。 実はその深津先生が毎朝 掃除してくれていたのです。   たまたまの偶然かもしれないと思った自分は翌日も早朝学校にいきそっと窓のところにたって外を見てみると7時半ぐらいから深津先生が現れて黙々と掃除をされています。 
その翌日も懲りずに確認するために早朝学校にいきました。 また7時半ぐらいになると深津先生が現れて黙々と掃除をされています。 クラスメートに聞いても誰もそんな事実は知りませんでした。
「偉いよ。 偉すぎるよ・・・」  薄っぺらな大人たちに嫌気がさして反抗期絶頂バリバリだった自分は深津先生にシャッポを脱ぎました。

自分も深津先生に見習って陰徳を積もう! と子供心ながらに思った自分は授業が終わると一人掃除をしてみました。 男子校だった私の学校は荒れ放題で誰も掃除せず教師が「掃除しろ!」といっても「まだ床の木目がみえるじゃーん」とか野次が飛んで誰も掃除しない状況で教室の後ろにはゴミの山ができていました。 何週間かたったある日 放課後遅くに担任の教師がいきなり教室に現れました。 「何やっているんだ???」 教師がいぶかしがるのも無理はありません。
当時札付きのワル扱いされていた自分が独り教室で黙々と掃除をしているのですから・・
「掃除です。」と答えると「最近教室がきれいになったと思っていたが・・??? お、 おまえが・・?・?」 と唖然としています。
恥ずかしくなってしまった自分は以後ぴたりと掃除をやめてしまいました。
図体と態度ばかりでかくて幼かったと今更ながらに思います。

あれからずいぶんと月日が経ちました。 常に深津先生の教えを思い出し陰徳を積むようそれなりに自己を研鑽してきたつもりですがまだまだ深津先生には及びません。

美容外科の分野においても陰徳を心がけて今までやってきましたが患者さんが結果に納得しなければただ単に悪徳になってしまいます。

自分でも因果な分野を選んだなぁと思います。 
でも好きだから選んで良かったと思います。

今日は鼻孔縁挙上の紹介です。【写真は患者様の快諾を得て供覧しています】

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2006-10-05

鼻根縮小術

今日は3ヶ月前に私が鼻尖縮小術を施術した方の鼻根縮小術の術後2週目の経過報告です。

鼻根縮小術は幅広い鼻根、鼻背を狭くしたい場合に行う手術です。
手術方法については9月24日のブログに記載しています。
左から順に
1.鼻尖術前      2.鼻尖術後3ヶ月 3.鼻根縮小術後1週間 4.術後2週間

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鼻全体がすっきりしたのがわかると思います。

それにしても2番目の写真がずいぶん鼻先がおりています。
恐らく私が写真を撮る際の入射角度のせいだと思います。

写真というのはちょっとした角度でずいぶんと違って見えてしまうので注意が必要ですね。

2006-10-04

今日は鼻尖縮小術と小鼻縮小術を同時に受けられた患者さんの抜糸日でした。

上段:術前です。
下段:術後一週間抜糸時です(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)

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患者さんも喜ばれており嬉しかったです。 
まだ小鼻縮小の傷は赤いですが術後約半年かけて徐々に目立たなくなっていきます。
数週間後には腫れも落ち着いてかなりすっきりするでしょう。

2006-09-25

今日は3ヶ月前に私が鼻尖縮小術を施術した方の鼻根縮小術の術後1週間の再診日です。

鼻根縮小術は幅広い鼻根、鼻背を狭くしたい場合に行う手術です。
手術方法は
1.ヤスリで削る
2.皮膚からノミにてosteotomy(骨切り)を行う
3.鼻腔内からノミにてosteotomy(骨切り)を行う
の三種類がありますのでそれぞれの術式のメリット、デメリットをよくお話して患者さんの御希望にあわせて行っています。


左端:今回の患者様は鼻腔内からのosteotomyを御希望されましたのでその経過を紹介します
3ヶ月前鼻尖縮小術術前の正面像です(写真の供覧は患者様の快諾をいただいています
真中:鼻尖術後3ヶ月鼻根縮小術術前です。
右端:本日再診時です。鼻根部は細くなっていますが術後1週間なのでまだ腫れています。
これから腫れが引いていけばもっとすっきりするでしょう。

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本日二の腕脂肪吸引の方です。 
骨と皮のようにして欲しいとおっしゃって当方を困らせてくれました。
医学的に無理な相談です。 脂肪を引けば引くほど様々なトラブルが発生する可能性があります。 色素沈着、皮膚壊死、凹凸、長引く疼痛、感染、出血・・etc 様々な合併症の可能性についてお話しても意志は固く「どうしても」とのことでした。
そこまでお気持ちが強いのならこちらもそれに応えるべく頑張ります。
患者様とのお約束通り脂肪吸引後の脂肪をUPしておきます。

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鋭い方ならお気づきだと思いますが9月16日の二の腕の脂肪吸引と吸引脂肪量は700ccと同じなのに今回は麻酔液分が800ccと9月16日の方のとくらべて500ccも多いです。
患者様の脂肪の質やついている量、つきかた等によって吸引のしやすさは全く異なります。硬い脂肪の場合は多めにtumescent液を使用しなければなかなかひけません。したがって単純に吸引量で比較することはあまり意味がありません。  

今日は脂肪吸引中に患者さんとラーメンの話になり皆ラーメンが食べたくなってしまい終業後にスタッフみんなと六本木の鐵にラーメンを食べに行きました。

2006-09-24

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