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本日ご紹介の患者さんは数年前他院にてある部位の顔面骨切り術や約1年前に他院にて約150万円かけて額を引っ込める手術をお受けになられた既往がある患者さんです。 今回、額の骨切り手術の結果に満足できずもっと骨切り、削りを行いたいとのご希望にて私のカウンセリングにいらっしゃいました。

 

診察所見上確かに額は垂直にきりたっていますが特段変な風貌でもありませんし、かなり私も強固に反対申し上げましたが「どうしても!」とのご希望にて額をひっこめるべく頭蓋骨骨形成術を行いました。
 
上段:術前です。 気になるでっぱり箇所を赤線で強調しています。
下段:約半年再診時です。


順調な経過です。

4月末日には他の部位の骨切りをしたいとお電話をいただきカウンセリングのキャンセル待ち登録をされていましたが申し訳ありませんでしたが予約をおとりして差し上げることができず今回再診時に約一か月前にすでに他院で頬骨と顎の骨切りをされたとのことでした。 その仕上がりも順調だと思います。 でも「もっともっと小顔にしたい。できればもっと額も削りたい。 そしてエラ〜顎先までがっつりスティック状に骨切りしてください。」とのことでした。

正直いってやる必要ないと思います。 堪忍してください。 「またカウンセリングの予約とりまっスから」と爽やかな笑顔でお帰りになられました。


最近私の予約の混雑のためにカウンセリングのご予約をお取りして差し上げることができなかったりカウンセリング〜手術までかなりの日数を要するケースが非常に増えています。
日本の美容外科医療の充実・発展のために私の技術・知見を当院の理念に共感して集ってくださった若先生博士先生名古見先生と共有し、より優れたものへ発展させていくべく努力いたしますので各先生方への御依頼を考慮してくだされば幸いです。

また心技共に御指導下さっている勝間田先生をここでもご紹介させていただきます。

2009-07-23

今日は大東亜戦争中の1944年に米軍が日本守備隊が守るグアム島に上陸開始しグアム戦が始まった日になります。 8月11日に米軍によって全島が完全占領されるまで18000人の日本兵の命が散りました。
 
グアムにおける最期の日本兵は28年後の1972年に発見された横井庄一伍長になります。
 

本日ご紹介の患者さんは上顎、下顎セットバック、 下顎骨スティック骨切り&外板切除、鼻尖縮小術、人中短縮術をお受けになられた患者さんです。

 

上段:術前です。
下段:セットバック術後約1ヵ月再診時です。
セットバックは上下顎左右四番(小臼歯)抜歯を行い行ってます。 咬み合わせは精密に調整して手術を完遂しました。 しかし以前留置した鼻翼基部プロテーゼの位置の移動が生じ触診上左右差が生じたため気になられるとのことでどうしても気になるようでしたら再留置術を行います。 エラの張りも気にされていたので咬筋処理および下顎骨咬筋粗面部外板切除を行っています。 現在スティック骨切りもおこなっているため下顎の腫れが著しく受け口のように見えますが必ず腫れはひいて術後半年にはきれいな小顔になられていますのでいましばらくお待ちください。
2009-07-21
今日は東条内閣がマリアナ沖海戦と、それに伴うサイパンの陥落の敗北の責任を取る形で1944年に総辞職した日になります。
 

本日ご紹介の患者さんは約3か月前に小顔になりたいとのご希望にて頬骨アーチリダクション(頬骨弓前後骨切り術)、下顎骨スティック骨切り術(エラ〜顎先)を同日にお受けになられた患者さんです。

術後お顔のたるみが気になるとのことでミニリフト+エンドタインリボンリフト、顎下脂肪吸引を今回お受けになられました。
 
上段:術前です。
中段:術後約1か月半再診時です。
下段:ミニリフト+エンドタインリボンリフト、顎下脂肪吸引術後約一週間後再診時です。
大満足しています!とのことで順調な経過です。
 
輪郭手術の完成は術後約半年後になります。 気長に待ちましょう。
 
先日お心遣いをいただきました。
ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。
2009-07-18
今日は1893年に日本が世界に誇る真珠王:御木本幸吉氏が初めて真珠の養殖に成功した日になります。

 


本日ご紹介の患者さん は既往としては他院にて頬骨アーチリダクション(頬骨弓前後骨切り術)

を受けられた既往があります。
 
今回アーチリダクションによって生じた頬骨の凹み、頬のたるみに対してSMASを移動させることにより凹みとたるみを同時に改善させる目的でミニリフト術を行いました。
 
上段:術前です。
下段:術後約1か月再診時です。


術前より左頬が右頬に比較しやせているため右頬から左頬に脂肪移動術を行っています。
御感想は「自然にリフトアップしていると思います。右頬の脂肪の減り具合は満足なのですが左頬がもう少しふっくらしていたらと思います」とのことでご感想はやや満足(4/5)ということでした。
脂肪の定着率はやく3割程度なので再度脂肪移植が必要だと思われます。
頬骨部の凹みもSMASの移動により改善し順調な経過です。

2009-07-11

本日ご紹介の患者さんは顎骨骨切り術をお受けになられた患者さんです。
 
上段:術前です。
下段:術後約10日再診時です。


「予想以上にキレイな輪郭になりそうですごく嬉しいです!!」とのことで御満足(5/5)ということで順調な経過です。
まだまだ腫れています。 輪郭の手術の完成は約半年後になります。


顎骨骨切り術のリスク
・アゴ骨の手術には一時的なオトガイ神経麻痺は必発です。
・オトガイ神経麻痺は通常、時間経過とよくなっていきますが半年〜1年経ても一部麻痺が残存する可能性はあります。
・顎先の筋肉の運動異常(いわゆる うめぼし ができるようになる等)が生じる可能性があります。

2009-07-09

本日ご紹介の患者さんは頬骨前方削りをお受けになられた患者さんです。
 
上段:術前です。
下段:術後約5ヵ月再診時です。
上の写真をクリックして拡大すると側面像において頬骨の前方の張り出しが減少しているのがわかります。
順調な経過です。
 
先日お心遣いをいただきました。


ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。

2009-07-05

今日は大東亜戦争中である1944年にマリアナ沖海戦が行われた日です。
 
このマリアナ沖海戦は日米両軍の空母同士の航空決戦でした。この海戦に日本軍は大敗し、マリアナ諸島はアメリカ軍が占領することとなりました
日本側はこの戦いで「大鳳」「翔鶴」「飛鷹」など空母3隻、航空機約200機を失い、第一機動艦隊は海上航空戦力としての能力を著しく喪失しました。又、この後に絶対国防圏の要ともいうべきサイパン島を失ったことは日本の敗戦を決定的にしたとされています。
 
 
本日ご紹介の患者さんは上顎、下顎セットバック、 下顎骨スティック骨切り&外板切除、鼻尖縮小術、人中短縮術をお受けになられた患者さんです。
 
上段:術前です。
下段:セットバック術後約10日再診時です。
セットバックは上下顎左右四番(小臼歯)抜歯を行い行ってます。 咬み合わせは精密に調整して手術を完遂しました。 エラの張りも気にされていたので咬筋処理および下顎骨咬筋粗面部外板切除を行っています。 現在スティック骨切りもおこなっているため下顎の腫れが著しく受け口のように見えますが必ず腫れはひいて術後半年にはきれいな小顔になられていますのでいましばらくお待ちください。
 
先日お心遣いをいただきました。


ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。

2009-06-19

本日ご紹介の患者は美容形成外科後遺症:ルフォーⅠ型骨切り術、鼻中隔延長術の患者さんです。
 
既往として10代の時に鼻プロテーゼ留鼻術をお受けになられたことがありました。
約3年前に「顔を小さくしたい」との希望にて某形成外科専門医Aに相談したところルフォーⅠ型骨切り術!?を勧められ同手術を受け、鼻先を小さくするためにプロテーゼを抜いて肋軟骨遣い鼻中隔延長術を行いかつゴアテックス?をいれたとのことでした。
 
この手術のおかげで術後より小鼻が広がってしまい、笑っても上顎の歯がみえなくなり、上あごの歯全体に違和感が生じ、なおかつかみ合わせが正常咬合から切端咬合になってしまいおかしなかみ合わせで常に異常感が生じるようになってしまったとのことです。
 
その1〜2か月後にその手術で小鼻を広がってしまったため小鼻縮小をそして上顎骨に固定してあったプレート除去術を同上医師の執刀にて行いました(おそらくルフォーⅠ型骨切り術をした際に固定のために使用されて金属スクリューやプレート)
 
またその数か月後に伸びてしまった鼻下(笑っても上顎の歯がみえなくなってしまった事態)に対し鼻の穴の中のみから切るという鼻下短縮術を同上医師の執刀にておうけになるもまったく効果がなかったとのことでした。
 
この時点で一度私の元にご相談にこられました(2年前の2007年でした)。
この時点で私のカルテをみると
・前医の執刀にて鼻が大きく広がってしまった→修正手術希望→まだ前医の術後半年を経ていないので当院ではお受けすることができない。
・上顎の手術をしてから上口唇の運動麻痺(+)
・鼻の術後より鼻で息がしずらくなった → 診察上 鼻中隔の肥厚(++) 前医での鼻中隔延長手術が原因か?
・術後より多数の上顎の歯が動揺するようになった→LefortⅠ型骨切りで歯根部を誤って切った!?→歯科にて精査を勧める
と記載してありました。
 
「今は前医にいきたくない」 とのご希望でしたが機能障害が生じていたため前医に再度相談するかどうしても前医がいやであれば他科のコンサルトが受けやすく入院施設が整っている総合病院や大学病院をお勧めしその時はお帰りいただきました。
 
その後何件も何件もご相談にいかれ、私が「この先生ならまともではないのか?」とご提示した某総合病院の形成外科専門医Bの元を訪れたところ某クリニックの形成外科専門医Cを紹介されその医師により上顎にプレートを入れて縮めた上顎を伸ばすという手術を受けることになりました。 しかし結果は全く効果がなかったとのことでした。
その後 異常だと自覚する鼻を改善するため前述の形成外科専門医Bにより鼻の組織およびゴアテックスを取り出しました。
 
そしてその後再度 形成外科専門医Cを訪れ下がってしまった上口唇部を引き上げるために鼻のよこからのつり上げ術!?(術名不明)をお受けになるも効果がまったくでなかったとのことでした。
 
この間 おかしくなったかみ合わせを改善するために形成外科専門医Cの紹介で歯科医にてインプラントをいれるも改善なかったとのことでした。
 
ここまで(3年前の上あごの手術から)現在までこの問題でA医師、B医師、C医師および紹介された歯科医師に支払った施術費用の総額は約700万円。 
 
 
そして本年にはいり2年ぶりに私のクリニックに再度ご相談にこられました。
 
上段:三年前術前です(写真は患者さんの御持参した写真です)。
下段:本年カウンセリング時です。
現在はマスクで顔を隠して生活する毎日だとのことでした。
 
笑っても上の歯がみえず現在でも上顎の異常感が続いておりかみ合わせの異常は改善されていません。
小鼻の横には以前にはなかったという膨らみが口をイーと広げるとできるようになったとのことでした。
また小鼻のいわゆる鼻翼溝が上まで本来あるべきものがなくなったのを気にされていました。
 
鼻の中は肥厚した組織で中の鼻腔は狭くこれ以上の縮小手術は通気障害が生じる危険性が高いことが予想されます。
ここで執刀した医師を責める気はありません。 執刀医は最善を尽くすべく努力されたはずであり、また、それぞれの事情があったはずであり、「後医は名医」の格言どおり後医である私が前医の言い分を検証せずに批判することは卑怯ですらあるからです。
 
ただこれらの手術をお受けになろうと考えていらっしゃる方々には手術を受ける前に熟慮していただきたいと思います。 安易な宣伝等にのせられてはいけません。 医療行為は必ずなんらかの合併症が生じる危険性がある行為であり安易にメスをいれることは厳に慎むことです。また特に美容外科においては執刀することにより医師に利益がはいるため残念ながら必要ない手術まで勧められる可能性も十分あります。
 
 
 
 
 
患者さんのご希望としては「1.下がった口元を上げたい 2.鼻幅を狭めたい 3.できれば鼻プロテーゼを入れてほしい」とのことでしたが 1.に対してはLefortⅠ型手術で生じたミッドフェイスの低下に対しミッドフェイスリフトを行いそれにより付随的に口元を上げる  2.に対してはすでに前医にて外側法でも内側法でも小鼻縮小術が施術されておりこれ以上切ることはできない。しかしLefortⅠ型手術の際に骨から剥離された顔面軟組織が梨状口部分(顔の骨で鼻の穴の部分)できちんと固定されなかったのが原因であろうから顔面軟組織を再度骨から全部一度剥がし解剖学的適正位置にもってくる。 口唇をもっとめくれされるには連続VY形成術にて口唇を厚くしめくれあがるようにする。 3に対しては今回の手術ではやらない。 1.と2.がうまくいって状態が落ち着いてから考えましょう との方針にて施術を行うこととしました。
 
よって今回ミッドフェイスリフト術、上口唇連続VYplasty術、小鼻縮小術(骨膜剥離後解剖学的正位復位法)をお受けになられました。
 
手術後翌日再診時です。



しかし 結果は「不満 (1/5) 」 でした。

手術して約1週間を経て先日患者さんからメールをいただきました。


先生へ

お忙しいところ メールをすみません。
先日は 手術ありがとうございました。あちこちでも断られる難しい手術なのに 引き受けてくださったこと感謝しています。

今回の手術が終わって1週間・・・
自分の顔が今度こそ 人らしい顔に戻れると信じて手術の日を待ち 前向きに頑張って来れました。

でも残念な事に 今鏡を見るたび絶望感で、また辛い日々の始まりです。


○○○○の●●先生に あの顔にされてからもう3年になろうとしています
何件病院へいき 何回手術をして 何回絶望感と闘ってきたか
1回手術しては 次さわれるまで 最低3か月 そんなことを繰りかえし
人との付き合いができ無くなり 仕事できなくなり 人前ではマスク
普通に食事にさえ行くこともできなくなりました。
手術代で大金が無くなっていくばかり でもこのままでは生きていけないので 治すしかなく
こんな顔で仕事は どうしたらいいのか・・ 先の不安
くちでは言い切れないほどの 3年でした。

顔が治らないと 再起できないのです

先生  どうか私を助けて下さい
早く普通の生活に戻りたいのです。
急ぐのです。

とりあえず1か月検診で ということはわかってるんですが
不安で不安で辛くて。

手術して、これが結果。で ほりだされてしまったらどうしたらいいいのか

1か月検診には必ず行きます
どうか よろしくお願いいたします

大変お忙しいところ すみませんでした

△△



こんなに苦しい年月を送った末、私のような無名の一美容外科医を訪ねてきてくださり勇気をだして手術をお受けになられたにも関わらず満足のいく結果をご提供できず美容外科医として本当に 本当に申し訳なく思います。
私として現在できることは今後とも私の能力においてできる限りのことをして差し上げることであり、後は 外科医として恥も外聞もかなぐり捨て この患者さんを治すことのできる医師を探して差し上げることです。

もう何件も何件も大学病院等渡り歩いて幾度も手術を断られようとも日本には約28万人の医師と約9万7千人の歯科医師がおりその中でもLefortⅠ型骨切り手術等の後遺症を完治させることができる医師・歯科医師がいると信じたいです。

形成外科・美容外科で著名な!?前述の A・B・C医師が治せなくても、有名=技術があるわけでは必ずしもありません。   無名でも日々の臨床に黙々と励んでおられ人知れず凄腕の外科医がいるはずですしいてほしいです。

 「美容外科にかかるなら○○専門医や適正認定医」という宣伝をしている団体はそのような肩書きの先生方にかかって莫大な施術費をチャージされたあげくに現在のような機能障害を生じてしまっている結果になっている以上はその学術団体で責任をもって廉価で治療して差し上げるべきではないのでしょうか? 

それともなんですか? それらは容貌にコンプレックスをもつ人から大金をださせる錬金術のための肩書ですか?

熱くなりすぎ言葉が過ぎました。 ごめんなさい。

どうかこのブログをみてこの方を治して差し上げる自信がある先生はDr_shirayuri@hotmail.co.jp までご連絡ください。 
学閥や所属学術団体等の枠を超え医療人としてこの方を救える技術のある先生が連絡をくだされば幸いです。 
治せると自信をもっていえる先生がいらっしゃるなら私は先生の施術費にあててもらうため施術費を全額返済し紹介状を記載し患者さんにむかってもらいます。

いないなら・・・ 私が患者さんに満足していただけるかフラれるか刺されるかまで私の全能を傾注するのみです。

2009-06-17

今日は1944年にあの日本人にとって悔しき アメリカ海軍の戦艦ミズーリが就役した日になります。
 
 
本日ご紹介の患者さんは「笑った時に目立つしゃくれをなおしたい。シャープな感じになりたい。」とのご希望にて顎骨骨切り術をお受けになられた患者さんです。
 
 
上段:術前です。
下段:術後約4か月再診時です。
御満足(5/5)ということで順調な経過です。
 
顎骨骨切り術のリスク
 
・アゴ骨の手術には一時的なオトガイ神経麻痺は必発です。
・オトガイ神経麻痺は通常、時間経過とよくなっていきますが半年〜1年経ても一部麻痺が残存する可能性はあります。
・顎先の筋肉の運動異常(いわゆる うめぼし ができるようになる等)が生じる可能性があります。
 
先日お心遣いをいただきました。


ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。

2009-06-11

 
頬骨の張りを減少させる方法として大きくわけて3種類あります。
1.頬骨を削る方法・・・・・ まさに頬骨削りの文字通りの方法です。 特殊な電動機械を用いて頬骨を削りますが削り幅はあまりたいしたことはなく頬骨のでっぱりが強めの人には適しません。 もちろん時間をかけて削れば削り幅を増やすことは不可能ではないですがモーターが焼け付く可能性があるため削り幅に限度があります。
 
2.頬骨アーチリダクション=頬骨弓前後骨切り術(頬骨弓を切り落とす方法)・・・・ 多くの形成外科医が行う頬骨弓に対する術式です。頭頂部より頭皮を剥がして頬骨にアプローチするか、口腔内と耳前部よりアプローチし頬骨弓を切り落とす方法です。 
 
3.頬骨弓の形態そのものを再構築する方法【再構築法(勝間田法)】・・・・ ライフクリニックの勝間田先生が昭和50年後半から60年前半にかけて十仁病院にて研究開発された手術法で頬骨を細分化して再配列、再構築する方法です。 
他の方法で効果がなかった多くの患者さんがこの方法を求めて勝間田先生のところへいらっしゃっています。 歴史ある十仁美容外科の伝承者の一人である勝間田先生が最近日々の臨床を公開開始してくださいました。 勝間田先生のブログはこちらよりご覧いただけます。
 
本日ご紹介の患者さんはカウンセリングの結果3.の頬骨再構築法をご希望され手術をお受けになられました。
 
上段:術前です。
下段:術後5か月再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
「頬の下部がぼっちゃりしたように感じるのは頬骨がなくなった分タレたのでしょうか?」とのご感想で満足度はやや満足(4/5)でした。
 
余った皮は必ずどこかに逃げなければならないので頬骨の部分で出っ張っていた部分の皮膚は通常重力の関係で下に逃げてきます。 よって多少は頬がふっくらしたように感じられます。  この改善法となるとミニリフトかエンドタインリフトがよいと思います。
 
私の行う頬骨再構築法のデメリット
1.効果がありすぎて希望よりも凹んだ状態に感じる場合がまれにあります。 その際は脂肪移植等のメンテナンスが必要になるかも知れません(今まで一人だけいらっしゃいます)。
2. 顔面神経側頭枝麻痺(おでこに皺を作ることができなくなる)の可能性があります。現在半永久的に麻痺が残った方はいませんが改善まで最長8ヶ月を要した方がいらっしゃいます。
3.再構築した骨が再度レントゲンやCTにて写るようになるまで十分に骨化するのに半年から一年以上を要します。また人によっては時間を経てもレントゲンやCTにてうつらない場合もあります。その場合でも後遺障害はありません。 しかしこの術式を知らない医師が画像をみるとびっくりするかもしれません。
 
先日お心遣いをいただきました。
ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。
2009-06-10
今日は米国が制定したいわゆる排日移民法に抗議して5月26日のブログでご紹介した無名烈士がアメリカ大使館の横の空き地にて抗議の割腹自殺をした日になります。
 
無名烈士の遺書
 
最モ能ク日本ヲ了解セラレテ深ク厚ク日本ニ同情ヲ寄セラレタル米国大使サイラス・イ・ウッヅ閣下ノ帰国ニ托シテ全米国ノ反省ヲ望ムタメ死ヲ以テ切願ス大使閣下諒セラレン事ヲ祈ル
米国民ノ反省ヲ望ム要件左ニ
一 新移民法カラ排日条項ヲ削除スル法案ヲ決議セラレン事ヲ
理由
予ガ死ヲ以テ排日条項ノ削除ヲ求ムルモノハ貴国ガ常ニ人道上ノ立場ヨリ平和ヲ愛好唱導セラレ平和ノ指導者トシテ世界ニ重キヲ思ハシメツツアル貴国ガ率先シテ排日法案ノ如キ人道ヲ無視シタ決議ヲ両院通過シテ法律トナルガ如キハ実ニ以外ノ感ニ耐ヘザルナリ
人類生存上憤怒スル場合種々アルモ耻辱ヲ与ヘラレタル憤怒ハ耐ヘ難キモノナリ耻シメラレルベキ事情アリテ耻シメラル大ヒニ悔ヒ忍バザルベカラズ故ヘナクシテ耻シメラル憤怒セザラント慾スルモ耐ヘ難キナリ
予ハ日本人ナリ今マ将ニ列国環視ノ前ニ於テ貴国ノ為メニ耻シメラル故ヘナクシテ耻シメラル(故ヘナリト言ハバ故ヘハ貴国ノ故ヘナリ)生キテ永ク貴国人ニ怨ヲ含ムヨリ死シテ貴国ヨリ伝ヘラレタル博愛ノ教義ヲ研究シ聖基督ノ批判ヲ仰ギ併セテ聖基督ニヨリ貴国人民ノ反省ヲ求メ尚ホ一層幸福増進ヲ祈ルト共ニ我日本人ノ耻シメラレタル新移民法ヨリ排日条項ノ削除セラレン事ヲ祈ラントスルニアリ
大日本帝国
無名ノ一民
サイランス・イ・ウッヅ閣下ヲ通ジテ
亜米利加合衆国国民諸君
 
 
「生命も要らず名も要らず官位も金も望まず」ただひたすらに日本の為に抗議の割腹自殺をした無名烈士のご冥福をお祈り申し上げます。
 
 
本日ご紹介の患者さんは眉骨削り、額アパタイト形成術、 頬骨再構築法、わし鼻修正術、顎プロテーゼ留置術をお受けになられた患者さんです。
 
左:術前です。                    右:術後約15か月再診時です。
(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
左:術前です。                    右:術後約15か月再診時です。
(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
術前に気にされていたゴツゴツさがなくなられました。
順調な経過です。
 
 
眉骨削りのリスク
・頭皮を冠状切開して手術をしますので頭髪内の手術創が目立たなくなるとはいえ髪をかきわけてよく見ればまるで脳外科手術をうけたようになります。
 
 
先日お心遣いをいただきました。
ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。
2009-05-31
今日は1905年 に日露戦争で、東郷平八郎が率いる日本海軍連合艦隊とロシア・バルチック艦隊との日本海海戦が開戦した日になります。
 
この開戦の勝利を記念して海軍記念日が制定されこの日は国民の休日となっていましたが1945年の大東亜戦争の敗戦後は廃止されました。
 
 
本日は頬骨再構築法をお受けになられた患者さんの症例紹介です。
 
頬骨の張りを減少させる方法として大きくわけて3種類あります。
1.頬骨を削る方法・・・・・ まさに頬骨削りの文字通りの方法です。 特殊な電動機械を用いて頬骨を削りますが削り幅はあまりたいしたことはなく頬骨のでっぱりが強めの人には適しません。 もちろん時間をかけて削れば削り幅を増やすことは不可能ではないですがモーターが焼け付く可能性があるため削り幅に限度があります。
 
2.頬骨アーチリダクション=頬骨弓前後骨切り術(頬骨弓を切り落とす方法)・・・・ 多くの形成外科医が行う頬骨弓に対する術式です。頭頂部より頭皮を剥がして頬骨にアプローチするか、口腔内と耳前部よりアプローチし頬骨弓を切り落とす方法です。 
 
3.頬骨弓の形態そのものを再構築する方法【再構築法(勝間田法)】・・・・ ライフクリニックの勝間田先生が昭和50年後半から60年前半にかけて十仁病院にて研究開発された手術法で頬骨を細分化して再配列、再構築する方法です。 
他の方法で効果がなかった多くの患者さんがこの方法を求めて勝間田先生のところへいらっしゃっています。 歴史ある十仁美容外科の伝承者の一人である勝間田先生が最近日々の臨床を公開開始してくださいました。 勝間田先生のブログはこちらよりご覧いただけます。
 
本日ご紹介の患者さんはカウンセリングの結果3.の頬骨再構築法をご希望され手術をお受けになられました。
 
上段:術前です。
下段:術後2か月再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
術後1週間再診時は「内出血と腫れが気になります」とのことでした。
頬骨再構築法は最終的な完成は術後約半年を要します。
今回の術後2か月再診時は満足!とのことでご感想は御満足(5/5)でした。 
順調な経過です。
 
私の行う頬骨再構築法のデメリット
1.効果がありすぎて希望よりも凹んだ状態に感じる場合がまれにあります。 その際は脂肪移植等のメンテナンスが必要になるかも知れません(今まで一人だけいらっしゃいます)。
2. 顔面神経側頭枝麻痺(おでこに皺を作ることができなくなる)の可能性があります。現在半永久的に麻痺が残った方はいませんが改善まで最長8ヶ月を要した方がいらっしゃいます。
3.再構築した骨が再度レントゲンやCTにて写るようになるまで十分に骨化するのに半年から一年以上を要します。また人によっては時間を経てもレントゲンやCTにてうつらない場合もあります。その場合でも後遺障害はありません。 しかしこの術式を知らない医師が画像をみるとびっくりするかもしれません。
 
 
先日お心遣いをいただきました。


ありがとうございます。 少年老い易く学成り難し。
読みたい本がたくさんありますがその一つに加えさせていただきます。
どうか御気を遣わないでください。

2009-05-27

今日は2004年 に小泉純一郎前首相が北朝鮮を訪問し、拉致被害者の子供らの帰国に成功した日になります。
 
現在も拉致されているであろう日本人の一刻も早い奪還を強く願っています。
 
 
 
本日ご紹介の患者さんは他院にて上顎骨骨切り術LefortⅠ(ルフォーⅠ型)骨切り術、下顎骨矢状分割骨切り術(SSRO)をお受けになられその後上顎前方歯槽骨骨切り術:ワスモンド(Wassmund)法をお受けになられた既往のある患者さんです。
 
 
今回頬骨の出っ張りおよび首の下の脂肪によるたるみに対して頬骨再構築法、頬骨前方削り、顎下脂肪吸引を、そして術後のたるみ発生予防のためにエンドタインリフトを同時にお受けになられた患者さんです。
 
上段:術前です。
中段:術後1週間再診時です。
下段:術後約2週間再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
まだ2週間なので腫れがあります。
 
 
もう一度術前と術後2週間を比較してみます。
顎下に関しては術後2週間でもすでにかなりすっきりしてきました。 術後は顎のラインが側面象できれいにでています。 輪郭手術や脂肪吸引手術の完成は術後半年になりますのでまだまだしまっていくでしょう。
 
 
私の行う頬骨再構築法のデメリット
1.効果がありすぎて希望よりも凹んだ状態に感じる場合がまれにあります。 その際は脂肪移植等のメンテナンスが必要になるかも知れません(今まで一人だけいらっしゃいます)。
2. 顔面神経側頭枝麻痺(おでこに皺を作ることができなくなる)の可能性があります。現在半永久的に麻痺が残った方はいませんが改善まで最長8ヶ月を要した方がいらっしゃいます。
3.再構築した骨が再度レントゲンやCTにて写るようになるまで十分に骨化するのに半年から一年以上を要します。また人によっては時間を経てもレントゲンやCTにてうつらない場合もあります。その場合でも後遺障害はありません。 しかしこの術式を知らない医師が画像をみるとびっくりするかもしれません。
 
頬骨前方削りのデメリット
1.眼窩下神経支配領域(上口唇)の一部に術後しばらく(通常数か月)違和感や感覚の低下が生じる場合があります。 
2.削りすぎると頬の高さがなくなり若々しさが失われ老けた感じになる可能性があります。
  欧米では頬前方から側方にかけてがのっぺりしている人が多くここにプロテーゼを留置
  する手術のニーズが多いようです。 
  日本では逆に削ってほしいとご希望される方が多い印象です。
2009-05-22
今日は沖縄復帰記念日 になります。
大東亜戦後アメリカの占領下にあった沖縄が約27年ぶりの1972年5月15日午前0時をもって日本に返還されたことに由来しています。
 
本日は頬骨再構築法をお受けになられた患者さんの症例紹介です。
 
頬骨の張りを減少させる方法として大きくわけて3種類あります。
1.頬骨を削る方法・・・・・ まさに頬骨削りの文字通りの方法です。 特殊な電動機械を用いて頬骨を削りますが削り幅はあまりたいしたことはなく頬骨のでっぱりが強めの人には適しません。 もちろん時間をかけて削れば削り幅を増やすことは不可能ではないですがモーターが焼け付く可能性があるため削り幅に限度があります。
 
2.頬骨アーチリダクション=頬骨弓前後骨切り術(頬骨弓を切り落とす方法)・・・・ 多くの形成外科医が行う頬骨弓に対する術式です。頭頂部より頭皮を剥がして頬骨にアプローチするか、口腔内と耳前部よりアプローチし頬骨弓を切り落とす方法です。 
 
3.頬骨弓の形態そのものを再構築する方法【再構築法(勝間田法)】・・・・ ライフクリニックの勝間田先生が昭和50年後半から60年前半にかけて十仁病院にて研究開発された手術法で頬骨を細分化して再配列、再構築する方法です。 
他の方法で効果がなかった多くの患者さんがこの方法を求めて勝間田先生のところへいらっしゃっています。 歴史ある十仁美容外科の伝承者の一人である勝間田先生が最近日々の臨床を公開開始してくださいました。 勝間田先生のブログはこちらよりご覧いただけます。
 

本日ご紹介の患者さんはカウンセリングの結果3.の頬骨再構築法をご希望され手術をお受けになられました。

 
上段:術前です。
下段:術後6か月再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
術後1か月再診時は「今のところそこまで変化を感じていません」とのことでした。
頬骨再構築法は最終的な完成は術後約半年を要します。
だんだんと腫れがひき周囲の人に知れずに頬骨部の顔幅が狭くなっていきますので気長にお待ちくださいとその時はお話しました。
今回の術後6か月再診時は「頬骨が平らになって髪をあげるのも嫌じゃなくなりました。外観上は満足です。」とのことで御満足(5/5)でした。 
順調な経過です。
 
私の行う頬骨再構築法のデメリット
1.効果がありすぎて希望よりも凹んだ状態に感じる場合がまれにあります。 その際は脂肪移植等のメンテナンスが必要になるかも知れません(今まで一人だけいらっしゃいます)。
2. 顔面神経側頭枝麻痺(おでこに皺を作ることができなくなる)の可能性があります。現在半永久的に麻痺が残った方はいませんが改善まで最長8ヶ月を要した方がいらっしゃいます。
3.再構築した骨が再度レントゲンやCTにて写るようになるまで十分に骨化するのに半年から一年以上を要します。また人によっては時間を経てもレントゲンやCTにてうつらない場合もあります。その場合でも後遺障害はありません。 しかしこの術式を知らない医師が画像をみるとびっくりするかもしれません。
 
 
 
先日お心遣いをいただきました。


ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。

2009-05-15

今日は1945年に名古屋空襲で名古屋城が焼失してしまった日になります。
 

本日ご紹介の患者さんは かつて他院にて下頬の脂肪吸引をされた既往があり、頬骨の出っ張った感じや頬骨と吸引した頬との間の段差が気になるということでゴツゴツした感じをたまご型のようなすっきりしたい、および鼻と唇が離れ気味なのを改善したいとのご希望にてカウンセリングの結果、頬骨再構築法、頬骨前方削り、鼻柱下降術を今回お受けになられた患者さんです。

 

左:術前です                              右:術後約5か月再診時です
(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
頬骨のでっぱりはずいぶん少なくなったのでそのことは満足です。とのことでした。
ただ他院脂肪吸引後の凹みがまだ改善しきっていない点が気になるとのことでした。
この部位に関しては脂肪移植かヒアルロン酸が良いでしょうとお話しヒアルロン酸をおいれになることとなりました。 順調な経過です。
 
私の行う頬骨再構築法のデメリット
1.効果がありすぎて希望よりも凹んだ状態に感じる場合がまれにあります。 その際は脂肪移植等のメンテナンスが必要になるかも知れません。
2. 顔面神経側頭枝麻痺(おでこに皺を作ることができなくなる)の可能性があります。現在半永久的に麻痺が残った方はいませんが改善まで最長8ヶ月を要した方がいらっしゃいます。
3.再構築した骨が再度レントゲンやCTにて写るようになるまで十分に骨化するのに半年から一年以上を要します。また人によっては時間を経てもレントゲンやCTにてうつらない場合もあります。その場合でも後遺障害はありません。 しかしこの術式を知らない医師が画像をみるとびっくりするかもしれません。
 
頬骨前方削りのデメリット
1.眼窩下神経支配領域(上口唇)の一部に術後しばらく(通常数か月)違和感や感覚の低下が生じる場合があります。 
2.削りすぎると頬の高さがなくなり若々しさが失われ老けた感じになる可能性があります。
  欧米では頬前方から側方にかけてがのっぺりしている人が多くここにプロテーゼを留置
  する手術のニーズが多いようです。 
  日本では逆に削ってほしいとご希望される方が多い印象です。
 
先日お心遣いをいただきました。


ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。

2009-05-14

本日ご紹介の患者さんは小顔になりたいとのご希望にて頬骨アーチリダクション(頬骨弓前後骨切り術)、下顎骨スティック骨切り術(エラ〜顎先)を同日にお受けになられた患者さんです。
 
上段:術前です。
下段:術後約1か月半再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)


同日にフェイスリフトをお受けになられるか否か手術直前までお悩みになられていましたが後日気になったらやるということで頬骨アーチリダクション(頬骨弓前後骨切り術)、下顎骨スティック骨切り術(エラ〜顎先)のみをお受けになられました。

再診時のご感想表には「小顔になって手術は大満足です!メンタルケアもしっかりして下さって心身ともに調子がよいです。以前から心配していた手術によるタルミが気になっています。まだ一か月半ですが今後ひきしまるのでしょうか?」と記載されていました。

まだ一か月半ですからまだまだ腫れていてむくんでいる時期です。 これからもっともっとしまって小顔になります。 半年は様子を見ましょう。

順調な経過です。

2009-05-05

本日ご紹介の患者さんは 既往としては約1年前に他院にてすでにエラと顎の骨切り手術をお受けになられているとのことでした。 当院にご相談にいらしてからは私の執刀にて約半年前に小鼻縮小術、鼻尖縮小術、鼻先軟骨移植術、約3か月前に下顎骨下縁骨切り術(エラ〜顎先)をお受けになられました。
 
上段:術前です。
下段:顎骨下縁骨切り術(エラ〜顎先)術後約3か月再診時です。
(写真は患者さんのご希望により供覧しています)
術後一週間再診時は右頬が腫れていましたが今回の3か月再診時には落ち付いていました。
 
御感想としてはまあ満足(4/5)で「切った骨を見たいです。」とのことでした。
約6cm下顎骨下縁をスティック状に切除しています。



下顎下縁のスティック状切除の御依頼が多いですが予期し得ぬ出血や咽頭の腫れに対応するために原則として提携病院での入院にての手術(ICU(集中治療室)完備、麻酔科医による全身麻酔、美容外科医である私の執刀と咬合等を考慮して諸般の口腔外科・歯科的アドバイスをくださる口腔外科部長先生のご協力)をお勧めしています。 

エラ〜顎先にかけての下顎骨スティック状骨切り術のリスク
1.オトガイ神経麻痺・・・・通常半年〜1年でかなり改善しますが100%の改善は保証できません。
2.術中出血、術後の腫れ・・・特に術後の腫れは呼吸困難を生じる可能性があるため原則として入院しての施術を強く勧めます。
3.下顎骨の骨量減少に伴う諸問題が老年期に発生する可能性


これらのリスクを負ってでも手術を受けたいとの強い意志がない限り私は手術はお引き受けしていません。

2009-05-01

本日ご紹介の患者さんはロアーリフト、えら骨骨切り術を約1年前に、ミッドフェイスリフト、頬骨削り、側頭部リフトを約半年前にお受けになられた患者さんです。
 
上段:術前です。
下段:術後です。 (写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
【画像はクリックすると拡大します】
 
術前から術後の写真の間までに他院で顎骨中抜き術をお受けになれています。
ずいぶん小顔になられました。
 
 
フェイスリフトの傷痕です。
目立たず順調な経過です。
 
またの再診をお待ちしております。
 
先日お心遣いをいただきました。


ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。

2009-04-12

本日11ヵ月前に頬骨再構築法をお受けになられた患者さんの症例紹介です。
 
頬骨の張りを減少させる方法として大きくわけて3種類あります。
 
1.頬骨を削る方法・・・・・ まさに頬骨削りの文字通りの方法です。 特殊な電動機械を用いて頬骨を削りますが削り幅はあまりたいしたことはなく頬骨のでっぱりが強めの人には適しません。 もちろん時間をかけて削れば削り幅を増やすことは不可能ではないですがモーターが焼け付く可能性があるため削り幅に限度があります。
 
2.頬骨アーチリダクション=頬骨弓前後骨切り術(頬骨弓を切り落とす方法)・・・・ 多くの形成外科医が行う頬骨弓に対する術式です。頭頂部より頭皮を剥がして頬骨にアプローチするか、口腔内と耳前部よりアプローチし頬骨弓を切り落とす方法です。 
 
3.頬骨弓の形態そのものを再構築する方法【再構築法(勝間田法)】・・・・ ライフクリニックの勝間田先生が昭和50年後半から60年前半にかけて十仁病院にて研究開発された手術法で頬骨を細分化して再配列、再構築する方法です。 
他の方法で効果がなかった多くの患者さんがこの方法を求めて勝間田先生のところへいらっしゃっています。 歴史ある十仁美容外科の伝承者の一人である勝間田先生が最近日々の臨床を公開開始してくださいました。 勝間田先生のブログはこちらよりご覧いただけます。
 
 
 
 
左:術前です。
右:術後約11か月再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
今度は頬の前方が気になってきたとのことでした。私からみて特に手術は必要がない旨をお話しましたがどうしてもやりたいとの強いご希望があれば頬骨前方削りの手術を行いましょう。
 
 
 
 
私の行う頬骨再構築法のデメリット
1.効果がありすぎて希望よりも凹んだ状態に感じる場合がまれにあります。 その際は脂肪移植等のメンテナンスが必要になるかも知れません(今まで一人だけいらっしゃいます)。
2. 顔面神経側頭枝麻痺(おでこに皺を作ることができなくなる)の可能性があります。現在半永久的に麻痺が残った方はいませんが改善まで最長8ヶ月を要した方がいらっしゃいます。
3.再構築した骨が再度レントゲンやCTにて写るようになるまで十分に骨化するのに半年から一年以上を要します。また人によっては時間を経てもレントゲンやCTにてうつらない場合もあります。その場合でも後遺障害はありません。 しかしこの術式を知らない医師が画像をみるとびっくりするかもしれません。
 
先日お心遣いをいただきました。


ありがとうございます。 どうか御気を遣わないで下さい。

2009-04-03

今日は西暦1945(皇紀2605年)年 の大東亜戦争時、米軍が沖縄本島上陸を開始した日になります。
 
また同時にアメリカ政府の「日本占領地のアメリカ人捕虜へ慰問品を送ってほしい」という要請に応じた船である阿波丸(緑十字船:連合国から「安導権」( Safty Conduct 安全なる航行の保障)を与えられていた船)が米国の潜水艦に撃沈され約2000名が死亡した日でもあります。
撃沈直後より国際法違反として日本は抗議、戦後になり日本側から賠償の要求が行なわれましたが、最終的にはGHQからの意向を受けて昭和24年日本政府は請求権を放棄しました。
日本は、戦争中、オランダの病院船「オプテンノール」を不当に拿捕した事がありますがこちらは戦後、オランダに対して賠償金約1億円を支払っています。 
 
 
 
本日ご紹介の患者さんはのど仏が気になるので削ってほしいとのご希望にてのど仏切除術をお受けになられた患者さんです。
上段:術前です。
下段:術後約6週再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています。)
 声も術前のようにだせ順調な経過です。 時間の経過とともにもっと腫れは引き、傷は目立たなくなっていくでしょう。
 
のど仏切除術のリスク
1.切除量を多くすればするほど声が変わる(低くなる、かすれる)可能性が高くなります。
 
 
先日お心遣いをいただきました。
ありがとうございます。 どうか御気を遣わないで下さい。
 
 
仕事柄、美容外科手術に関する様々なご相談、ご依頼を受けます。
 
その中で唯一いえることは もっとも確実に安上がりで安全でなことは
 
      「自分が変わる」 
 
ということです。
 
今の自分を受け入れる自分に変わることさえできれば美容外科手術は不要になります。
 
もちろんなかなかそうはいかないので皆さんがご相談にこられるとは思うのですが、一つ心に留めておかれていただきたく思います。
 
病気や身体に対する悩みがこの世の中からなくなれば医者は不要になりますし世の中から争い事や犯罪がなくなれば法曹は不要になるでしょう。 しかしなかなかそうはいかないところが現実の辛いところです。  
 
せめてこのブログを読まれている方々には心の平穏を得て幸せになっていただきたく思います。
 
 
P.S. 本日ご予約のお電話をくださった方々へ
 
多くの方のご希望に添えず誠に申し訳ありません。 数か月前から何度も1日にお電話をいただいてしかも本日のためにお仕事を休んでまでお電話を下さった方々の中には泣かれたり、わめかれたりされた方々もいたとスタッフより聞きました。
 
私もスタッフも皆様のご希望にこたえるべく限界ギリギリまで働いています。
受診抑制のために値段を上げることはたやすいですがそれでは私の基本理念から外れてしまいます。
 
医者としての社会貢献には大きく二つあると思います。
1.臨床医として自分と接する患者さんたちに貢献する。
2.研究医としてその研究結果を元に万人に貢献する。
 
私は研究医ではないので1.の方法でしか社会貢献はできません。 1.の方法で私が接することのできる患者さんの数には限りがあります。 従ってせっかく一期一会で私の患者さんになった方々に高額の施術費をチャージするよりも適正施術費で最高の結果をご提供したいと思います。 
また1.の方法でより多くの人々に貢献するには私の施術法を求めてくださる方々に同様の結果をだせる他の医師を育成することだと思います。 今後とも美容外科医術の大御所でいらっしゃる勝間田先生を始めとする美容外科の先達医師となる先生らのご指導のもと若先生、博士先生、名古見先生らと美容外科医術の研鑽を深めていきますので私の御予約に固執せず他の先生方もご検討してくだされば幸いです。
2009-04-01

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