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先日 ある先生の書かれた文章に「一般論として非形成外科医による美容手術においてトラブルが起きることが多い」との一文を目にしました。 
 
しかし臨床の現場からはホントかな?という感じがします。
なぜなら私の勤務しているクリニックではむしろ形成外科医による深刻なトラブルケースが多いからです。 所属する団体によってトラブルが多い少ないと評するのは意味がないことだとは思いますが一方的に非形成外科医で美容外科に従事している医師達がこきおろされているのもなんですから形成外科医に執刀された問題症例を例として供覧したいと思います。
 
本日ご紹介の患者さんは形成外科専門医であり日本美容外科学会(JSAPS)の医師によって手術をお受けになられた患者さんです。
既往は2年前に同医師の執刀でエラ骨骨切り術をお受けになられたとのことでお悩みの点はエラを削られすぎてしまったことによるエラがない特異な顔貌とエラの左右差と術後より生じている頑固な痺れと構語(発語)の多少の困難さでした。
 
あまりもの異常な状態に提携病院に3DCT(立体CT)の撮影を依頼しました。
 
左:骨格模型です。   左:患者さんの立体CTです。
右の頭蓋骨模型写真と比較すると左側写真において赤→のところはエラが削られすぎているのがわかると思います。
青→のところは骨棘ができてそとからボコッとふれる塊となっています。
 
左斜め後ろからみてみます。
左:骨格模型です。   左:患者さんの立体CTです。
左の骨格模型でピンク色の線が模型上にひいてあるところが下歯槽神経(下顎神経)が通っているところ(下顎管)になります。 左の写真で赤→のところが下歯槽神経が下顎管に入っていく下顎孔になります。かなりギリギリのところで骨切りがなされています。
 
下顎孔をわかりやすくするため緑の点線で囲いました。
かなりギリギリのところで骨が切られているのがわかると思います。
 
右斜め後ろからみてみます。


下顎孔からはいった下歯槽神経が通っている下顎管が左エラ骨切り後の骨縁で露出しています。 下歯槽神経の露出、損傷が疑われる所見です。

今まで同じ医院から輪郭手術後のトラブルを抱えた何名かの患者さんが相談にいらっしゃっています。
私はここでその医師の個人攻撃をするつもりは全くありません。
仮に99.5%の成功率の医師でも件数を多く行っていればそれだけ不具合を生じた患者さんが多く生じるのかもしれません。 すなわち年間1000例執刀している医師であれば99.5%の成功率でも5名の不具合患者さんが発生します。 100例しか執刀していなければ1名生じるか生じないかになります。
医師の手術技術の程度を数値化するは難しいのが現状です。
しかし形成外科診療の片手間に美容外科を標榜している医師に公的な場の文章で一方的に総執刀数や不具合発生率を一顧だにせず「一般論として非形成外科医による美容手術においてトラブルが起きることが多い」と記載されては日々美容外科に専従する医師達はたまったものではありません。 

私が診療を行っているクリニックは場所とメニューを一般患者さんに通知するホームページを除いて一切の有料広告を行っておりません。 それでも私の元にきてくださる患者さんは現状をどうにかしたいと必死に情報を集めてきてくださる方々ばかりです。 美容外科手術は形成外科専門医の執刀が安心とのことで最初そのような標榜をする医師に執刀されその後不具合により再手術、修正手術を希望され私の元を訪れる方々が多いのが実情です。

私個人は美容外科は独立標榜科であり形成外科とも整形外科とも異なる科でありいかなる科の医師も美容外科に従事するのであれば熟達した美容外科医師の指導を受けるべきだと考えています。形成外科の延長もしくは片手間に美容外科が行えると考えているのならばそれは傲慢であると思います。

ここで述べたいのは美容外科手術を行うのに形成外科医が良いとか悪いとかいう次元ではありません。 私にも技術、人格ともにすばらしいと認める形成外科専門医の先生がいます。そんな先生の執刀を経て私の元にこられると恐縮してしまいます。もちろん私の執刀で納得がいかず形成外科専門医を含む他院に行かれている患者さんもいらっしゃると思います。

御高名な先生が執刀されたケースでも「え?あの先生が本当に執刀して今の状態なのですか??」というような症例もたくさんご相談にいらっしゃいます。

日々の臨床の経験でいえることはどんな御高名な先生でも万人を満足させる美容外科手術はできていないということです。

先日記載させていただいた山口大学元教授の柴田先生のおっしゃるとおり専門医制度は医の堕落の始まりと考えます。医者同士のアイデンティティー確認のためならいざしらず、患者さんを集めるための標榜道具としたらこれほど下劣なものはありません。「○○専門医だから安心」ということは「○○大学卒の医師だから安心」と同様のレベルであり、そのような宣伝をして患者さんを集める事自体が品性がないと思います。 また自己が所属する団体の所属の有無で良医であるか否かを判断するのも視野が狭いとしかいいようがありません。


今日は高校の同窓会でした。 他学部卒業後に社会人を経て医学部に入りなおしてあと数ヶ月で研修を終え今度小児科の医局に入局する予定のT君といいお酒が飲めました。
数多き科の中でも小児科、産婦人科は特に忙しい科だとは思いますが初心を忘れず頑張ってください。 応援しています。 

2007-12-30

本日ご紹介の患者さんは頬骨(きょうこつ)アーチリダクション=頬骨弓リダクション≒頬骨削り(切り),顎骨骨切り術をお受けになられた患者さんです。
 
上段:術前です。
下段:術後約1年6ヶ月(頬骨)、術後約1年(顎骨)再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています。)


きれいな小顔になられて順調な経過です。 

今年も残すところあと二日となりました。 明日、明後日の手術が順調に終わりますように!

2007-12-29

今日は1949年 オランダがインドネシアの主権を放棄しインドネシア連邦共和国の成立した日です。インドネシア自体は1945年8月17日にスカルノ、ハッタが独立宣言を声高に宣言しましたが日本の敗戦後再びオランダの占領下になりました。
インドネシアの独立を応援していた日本兵の中には敗戦後オランダ軍管理下におかれてもインドネシアの独立を陰ながらも援助しその地に残った約2000名の日本兵のうち約1000名がオランダからのインドネシア独立戦争で命を落としたといわれています。ジャカルタの英雄墓地には独立戦争で命を落とした日本兵が葬られ、今も日本に感謝の意を込めて、独立記念日の祝典では、インドネシア人が日本兵の服装をして国旗を掲揚するそうです。
 
以前に観た「ムルデカ」(インドネシア語で「独立」)という映画が思い出されます
 
他国の独立のために命を賭けた日本兵・・ 美しかった日本人として多くの無名日本兵に敬意を表したいと思います。
 
本日ご紹介の患者さんは顎骨骨切り術をお受けになられた患者さんです。
上段:術前です。
下段:術後9ヶ月再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています。)


順調な経過です。

2007-12-27

先日フェイスリフト+エラ骨骨切りをした患者様のご希望によりエラ骨のUPです。もともと他院で顎骨骨切りをされていた既往があり骨切り後の段差が気になられており、以前の顎の骨切りと一直線につながるように下顎骨骨切りをして子顔になりたいとのことでしたので他院ですでに切られた顎骨の骨切り断端からエラにかけてスティック状に

骨切り術をおこなっています。

はやく腫れが引きますように!
 
お心遣いをいただきました。


深謝いたします。 どうか御気を遣わないでください。

2007-12-22

本日准教授から2回も提出期限内にだしてくださらなかった意見書のお返事がようやくきました。 最初は出るとおっしゃってたのに途中から出てこないとおっしゃってた(と聞いていました)証人尋問にもやはりきてくださるそうでこのブログのおかげかもしれません。
 結構多くの人に日常的に読まれているのかも知れないなと思うとちょっと恥ずかしいです。
 
さて本日ご紹介の患者さんは頬骨(きょうこつ)アーチリダクション=頬骨弓リダクション≒頬骨削り(切り)をお受けになられた患者さんです。
頬骨アーチリダクション、頬骨弓リダクションは無理に日本語に訳すと頬骨弓減幅術または頬骨弓減高術とでもいいましょうか。
内容は頬骨(きょうこつ)の張りを減少させる手術となります。
 
この頬骨の張りを減少させる方法として大きくわけて3種類あります。
 
1.頬骨を削る方法・・・・・ まさに頬骨削りの文字通りの方法です。 特殊な電動機械を用いて頬骨を削りますが削り幅はあまりたいしたことはなく頬骨のでっぱりが強めの人には適しません。 もちろん時間をかけて削れば削り幅を増やすことは不可能ではないですがモーターが焼け付く可能性があるため削り幅に限度があります。
 
2.頬骨弓を切り落とす方法・・・・ 多くの形成外科医が行う頬骨弓に対する術式です。口腔内と耳前部よりアプローチし頬骨弓を切り落とす方法です。 リスクとしては他院でこの術式でされて顎関節が破壊され開口障害が生じて困っている方や段差でお悩みの方、変化が感じられない方等のご相談をうけたことがあります。
 
3.頬骨弓の形態そのものを再構築する方法・・・・ ライフクリニックの勝間田先生が昭和50年後半から60年前半にかけて十仁病院にて研究開発された手術法で頬骨を細分化して再配列、再構築する方法です。 
他の方法で効果がなかった多くの患者さんがこの方法を求めて勝間田先生のところへいらっしゃっています。
リスクとしては効果がありすぎて希望よりも凹んだ状態に感じる場合がまれにあります。 その際は脂肪移植等のメンテナンスが必要になります。 また私は顔面神経側頭枝麻痺(おでこに皺を作ることができなくなる)の経験が一例あります(術後半年以上を経て現在7割方復活しています)。
 
 
今回ご紹介の患者さんは術前の診察所見上あまり大きな変化は望めませんでしたが「自己満足でもいいからやりたい!」とのご希望にて3.の頬骨弓の形態そのものを再構築する方法にて手術を行っております。
上段:術前です。
下段:術後11ヵ月後再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
順調な経過です。
 
 
メイヨー兄弟の格言
Charles・H・Mayo
67. 医学教育の目的は二つあります。一つは病人を癒すための教育であり、もう一つは科学を進歩させるための教育です。
William・J・Mayo
67.私に大きな影響を与えた人々を振り返ってみると、彼らから受けた影響は医学的技術ではなく、彼らの崇高な精神であることがわかります。
 
先日お心遣いをいただきました。


足の指の形にフィットした靴下でした。
お心遣いありがとうございます。 どうか御気をつかわないでください。

2007-12-15

今日は1941年 にマレー沖海戦で日本海軍の攻撃機隊がイギリスの戦艦プリンス・オブ・ウェールズを撃沈した日になります。
 
本日ご紹介の患者さんは頬骨(きょうこつ)アーチリダクション=頬骨弓リダクション≒頬骨削り(切り)をお受けになられた患者さんです。
 
頬骨アーチリダクション、頬骨弓リダクションは無理に日本語に訳すと頬骨弓減幅術または頬骨弓減高術とでもいいましょうか。
内容は頬骨(きょうこつ)の張りを減少させる手術となります。
 
この頬骨の張りを減少させる方法として大きくわけて3種類あります。
 
1.頬骨を削る方法・・・・・ まさに頬骨削りの文字通りの方法です。 特殊な電動機械を用いて頬骨を削りますが削り幅はあまりたいしたことはなく頬骨のでっぱりが強めの人には適しません。 もちろん時間をかけて削れば削り幅を増やすことは不可能ではないですがモーターが焼け付く可能性があるため削り幅に限度があります。
 
2.頬骨弓を切り落とす方法・・・・ 多くの形成外科医が行う頬骨弓に対する術式です。口腔内と耳前部よりアプローチし頬骨弓を切り落とす方法です。 リスクとしては他院でこの術式でされて顎関節が破壊され開口障害が生じて困っている方や段差でお悩みの方、変化が感じられない方等のご相談をうけたことがあります。
 
3.頬骨弓の形態そのものを再構築する方法・・・・ ライフクリニックの勝間田先生が昭和50年後半から60年前半にかけて十仁病院にて研究開発された手術法で頬骨を細分化して再配列、再構築する方法です。 
他の方法で効果がなかった多くの患者さんがこの方法を求めて勝間田先生のところへいらっしゃっています。
リスクとしては効果がありすぎて希望よりも凹んだ状態に感じる場合がまれにあります。 その際は脂肪移植等のメンテナンスが必要になります。 また私は顔面神経側頭枝麻痺(おでこに皺を作ることができなくなる)の経験が一例あります(術後半年以上を経て現在7割方復活しています)。
 
 
今回ご紹介の患者さんは3.の頬骨弓の形態そのものを再構築する方法にて手術を行っております。
上段:術前です。
下段:術後1ヵ月後再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)


順調な経過です・・・といいたいところですが先日事故で大変な目にお遭いになられてしまい一刻も早く全快を願う次第です。  早くよくなりますように!

2007-12-10

本日ご紹介の患者さんは片方のエラの張りが気になるとのことで左エラ(画面で向かって右)のみにボツリヌストキシン注射をして左のエラの張りを小さくされた患者さんです。
 
上段:術前です。
下段:術後2ヶ月再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています。)
順調な経過です。
2007-12-09
今日は1904年 に日露戦争の旅順攻囲戦で日本軍が203高地を占領した日になります。
 
これによって203高知からの砲撃で旅順港停泊中のロシア東洋艦隊を壊滅させることができました。
 
1980年に東映系で公開された「二百三高地」(にひゃくさんこうち)はよい映画です。
観た事のない方は是非一度はごらんになられることをお勧めします。
 
 
本日ご紹介の患者さんは本日は頬骨(きょうこつ)アーチリダクション=頬骨弓リダクション≒頬骨削り(切り)の患者さんの症例紹介です。
 
頬骨アーチリダクション、頬骨弓リダクションは無理に日本語に訳すと頬骨弓減幅術または頬骨弓減高術とでもいいましょうか。
内容は頬骨(きょうこつ)の張りを減少させる手術となります。
 
この頬骨の張りを減少させる方法として大きくわけて3種類あります。
 
1.頬骨を削る方法・・・・・ まさに頬骨削りの文字通りの方法です。 特殊な電動機械を用いて頬骨を削りますが削り幅はあまりたいしたことはなく頬骨のでっぱりが強めの人には適しません。 もちろん時間をかけて削れば削り幅を増やすことは不可能ではないですがモーターが焼け付く可能性があるため削り幅に限度があります。
 
2.頬骨弓を切り落とす方法・・・・ 多くの形成外科医が行う頬骨弓に対する術式です。口腔内と耳前部よりアプローチし頬骨弓を切り落とす方法です。 リスクとしては他院でこの術式でされて顎関節が破壊され開口障害が生じて困っている方や段差でお悩みの方、変化が感じられない方等のご相談をうけたことがあります。
 
3.頬骨弓の形態そのものを再構築する方法・・・・ ライフクリニックの勝間田先生が昭和50年後半から60年前半にかけて十仁病院にて研究開発された手術法で頬骨を細分化して再配列、再構築する方法です。 
他の方法で効果がなかった多くの患者さんがこの方法を求めて勝間田先生のところへいらっしゃっています。
 
今回ご紹介の患者さんは3.の頬骨弓の形態そのものを再構築する方法にて手術を行っております。
上段:術前です。
下段:術後約1年5ヵ月後再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
順調な経過です。
本日お心遣いをいただきました。


アップルパイでした。  深謝いたします。
でも・・  手術前のお心遣いは本当にご容赦お願いします。 いつも最善を尽くしています。
これ以上尽くせないし、手術の結果は100%の結果であるべきなのですが実際は合併症等生じたり結果にご満足いただけない可能性もあり得ます。 心苦しくてたまりませんのでお気遣いなさらないでください。 お願いします。

2007-12-05

今日は1948年 に大東亜戦争戦勝国側の連合国側によって私設(裁判費用は、日本政府が負担)された極東国際軍事裁判(いわゆる東京裁判)で25人の日本人に対し、東條英機ら7人の絞首刑を含む有罪判決がなされた日です。
 
抗弁できない日本国はこの判決を受諾しましたが裁判の内容まで認めたわけではありません。
 
東京裁判の一判事であったインドのパール博士は1952年の来日時に『東京裁判の影響は原子爆弾の被害よりも甚大である』と述べましたがまさに彼の予言通りとなっています。
いまだに国会の代表質問で、A級戦犯の戦争責任問題がとりあげられ、隣国に国民が拉致され、いいかげんな事実認定で米国下院の外交委員会で議会決議121号いわゆる従軍慰安婦非難決議がなされても同委員会における「アルメニア人虐殺に関しオスマン・トルコ帝国を非難する決議案」に対してトルコがみせたような激しい怒りを表出することのできない日本はかつての日本人がもっていた勇気と日本人が信じていた正義が原爆と東京裁判で木っ端微塵に粉砕、踏みにじられ今や二人羽織で操られている意思のない国体のような有様です。
 
世界における日本人の存在理由は、「ただ起きて食べて寝ることを1年365日繰り返すことか!」 と思っていたら、先日 三笠宮寛仁親王が、ニューヨーク・タイムズに「皇室の存在理由は、ただ起きて食べて寝ることを1年365日繰り返すことだ」と発言したと聞いてズッコケました。
 
そうかわれわれは世界の天皇家なのだ。
 
とわかったようなわからないような無理強いの納得を自分にさせ今日も明日も黙々と精一杯天から授かった仕事をやることが結局世のため人のためひいては日本のためになるのだと自分に言い聞かせ、さて本題に入ります。
 
本日は頬骨(きょうこつ)アーチリダクション=頬骨弓リダクション≒頬骨削り(切り)の患者さんの症例紹介です。
 
頬骨アーチリダクション、頬骨弓リダクションは無理に日本語に訳すと頬骨弓減幅術または頬骨弓減高術とでもいいましょうか。
内容は頬骨(きょうこつ)の張りを減少させる手術となります。
 
この頬骨の張りを減少させる方法として大きくわけて3種類あります。
 
1.頬骨を削る方法・・・・・ まさに頬骨削りの文字通りの方法です。 特殊な電動機械を用いて頬骨を削りますが削り幅はあまりたいしたことはなく頬骨のでっぱりが強めの人には適しません。 もちろん時間をかけて削れば削り幅を増やすことは不可能ではないですがモーターが焼け付く可能性があるため削り幅に限度があります。
 
2.頬骨弓を切り落とす方法・・・・ 多くの形成外科医が行う頬骨弓に対する術式です。口腔内と耳前部よりアプローチし頬骨弓を切り落とす方法です。 リスクとしては他院でこの術式でされて顎関節が破壊され開口障害が生じて困っている方や段差でお悩みの方、変化が感じられない方等のご相談をうけたことがあります。
 
3.頬骨弓の形態そのものを再構築する方法・・・・ ライフクリニックの勝間田先生が昭和50年後半から60年前半にかけて十仁病院にて研究開発された手術法で頬骨を細分化して再配列、再構築する方法です。 
この方法の第一人者である勝間田先生は大きな合併症なく安全にこの手術を行っているので勝間田先生を推薦します。
他の方法で効果がなかった多くの患者さんがこの方法を求めて勝間田先生のところへいらっしゃっています。
 
今回ご紹介の患者さんは3.の頬骨弓の形態そのものを再構築する方法にて手術を行っております。
上段:術前です。
下段:術後約7ヵ月後再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
順調な経過です。 手術前の不安、術後の大変さを乗り越えてよくがんばられました。 お疲れ様でした。 完成です。
 
先日お心遣いをいただきました。


深謝します。 どうか御気を遣わないでください。

2007-11-12

本日は頬骨(きょうこつ)アーチリダクション=頬骨弓リダクション≒頬骨削り(切り)の患者さんの症例紹介です。
 
頬骨アーチリダクション、頬骨弓リダクションは無理に日本語に訳すと頬骨弓減幅術または頬骨弓減高術とでもいいましょうか。
内容は頬骨(きょうこつ)の張りを減少させる手術となります。
 
この頬骨の張りを減少させる方法として大きくわけて3種類あります。
 
1.頬骨を削る方法・・・・・ まさに頬骨削りの文字通りの方法です。 特殊な電動機械を用いて頬骨を削りますが削り幅はあまりたいしたことはなく頬骨のでっぱりが強めの人には適しません。 もちろん時間をかけて削れば削り幅を増やすことは不可能ではないですがモーターが焼け付く可能性があるため削り幅に限度があります。
 
2.頬骨弓を切り落とす方法・・・・ 多くの形成外科医が行う頬骨弓に対する術式です。口腔内と耳前部よりアプローチし頬骨弓を切り落とす方法です。 リスクとしては他院でこの術式でされて顎関節が破壊され開口障害が生じて困っている方や段差でお悩みの方、変化が感じられない方等のご相談をうけたことがあります。
 
3.頬骨弓の形態そのものを再構築する方法・・・・ ライフクリニックの勝間田先生が昭和50年後半から60年前半にかけて十仁病院にて研究開発された手術法で頬骨を細分化して再配列、再構築する方法です。 
この方法の第一人者である勝間田先生は大きな合併症なく安全にこの手術を行っているので勝間田先生を推薦します。
他の方法で効果がなかった多くの患者さんがこの方法を求めて勝間田先生のところへいらっしゃっています。
 
今回ご紹介の患者さんは3.の頬骨弓の形態そのものを再構築する方法にて手術を行っております。
上段:術前です。
下段:術後2ヵ月後再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)


順調な経過です。

よくこの再構築法のリスクについてよくご質問を受けるのであくまでも私個人が経験したリスクを述べさせていただくと
この方法は
1.非常に効果的な手術のため自分が希望しているよりも頬骨がひっこむ可能性がある → その場合は脂肪移植等で修正する必要性が生じる可能性がある
2.顔面神経側頭枝麻痺の経験(1例)
顔面神経側頭枝麻痺になるとおでこの皺ができなくなります。
幸いその1例の患者さんは術後約半年で回復しつつあります。

2007-11-04

本日ご紹介の患者さんは顎骨骨切り術をお受けになられた患者さんです。

上段:術前です。
中断:切除した骨片です(色は反転しています)
下段:術後6ヶ月目再診時です。(患者さんの快諾を得て供覧しています)


術前より右の顎が左と比較しやや肥大していましたので右の顎骨を左より大きく切除しています。
一部感覚麻痺もようやく治り順調な経過です。


先日お心遣いをいただきました

ジンジャービスケットと紅茶でした。   ありがとうございます。 深謝いたします。

2007-10-14

今日は2002年 に小泉純一郎元首相が訪朝し開かれた第一回日朝首脳会談で朝鮮民主主義人民共和国の金正日総書記が日本人拉致事件を公式に認めた日になります。
 
1997年5月1日の参議院決算委員会に於いて伊達興治警察庁警備局長が北朝鮮によって横田めぐみが拉致された疑いがあるとした答弁して以来この金正日総書記の告白が行われるまで拉致問題は一部の政治思想集団およびマスメディアによって右翼や政府による捏造と糾弾されてきたことを日本人は忘れてはいけないと思います。
 
今回ご紹介の患者さんは輪郭手術の一つである顎骨骨切り術をお受けになられた患者さんです。
顔面の輪郭手術として挙げられる3つの代表的な手術として頬骨弓リダクション(頬骨削り、切り)、エラ削り(切り)、顎骨削り(切り)があります。
日本における美容外科輪郭手術としての顔面骨手術は昭和50年後半から60年前半にかけて十仁病院にて初めて一般的なメニューとなりました。 当時の十仁病院におけるその技術の研究開発の第一人者が現ライフクリニック院長の勝間田先生になります。現在も連日のように顎削り(切り)や頬骨削り(切り)、エラ削り(切り)をこなしており美容外科領域の骨削り手術に関しては実質日本一の経験数と思われる先生です。職人気質の先生でいわゆる紙広告等一切行っていないのに知る人ぞ知るクリニックとして日本中から輪郭形成の患者が集まってきて連日のように手術をなさっています。 日本の美容外科領域における輪郭手術の名人だと私は思います。
 
 
 
 
本日ご紹介の患者さんは本日顎骨骨切り術をお受けになられた患者さんです。
お悩みとしては顎先の幅が大きく広いということだったので中抜きよりも側方骨切りをしっかりおこない骨切りを行ったほうがご希望の形態になるため側方骨きりおよび先端骨切りにより顎を小さく形成しました。
(患者さんのご希望によりどのように骨を切ったかUPします)
 
左:術前です。                   右:骨切りの位置関係です。
オトガイ孔からはオトガイ神経がでているのでこれを切らないように注意しながら下顎角部から顎先にかけて骨きりを行います。
これでエラから顎先にかけてほぼ段差なくなめらかに顎先が細くなります。
 
お心遣いをいただきました。


博多通りもん でした。 わざわざ遠方からきてくださってこのようなお心遣いまでいただいて非常に恐縮です。 どうかお気を遣わないでください。

2007-09-17

本日安倍晋三内閣総理大臣が国会での代表質問を前に辞意を表明されました。
 
総裁選では施行60周年を迎えた日本国憲法を改正すると宣言した以上、安倍首相には命を賭して日本人による日本人のための憲法改正へ邁進して戴きたかった私としては臨時国会が開幕し所信表明演説を行って僅か2日後での退陣表明は残念でなりません。
 
命を賭してといっても健康でなければ頭脳、気力ともに一国の首相の責に耐えうるには荷が重すぎたのかも知れません。
 
安倍氏の健康の回復と次期日本を担う資質・胆力のある首相が選ばれることを願います。
 
今日は平成17年(2005年)9月12日に、靖国神社より韓国政府を通じて北朝鮮政府に北関大捷碑(ホッカンダイショウヒ)が返還された日になります。 この碑の返還が友好を促進するどころか反日を象徴する碑にならないことを祈ります。
 
今日は顎先を小顔化する顎先短縮手術についてです
 
顎先を短縮する方法としては
1.顎先きり落としまたは削り法
2.顎先中抜き法
があります。
 
きちんとした処理を行えば1でも2でも結果は変わりません。
 
1の長所は切除ラインが神経より2の方法と比較してより遠位になり安全な点およびオトガイ舌筋およびオトガイ舌骨筋の起始部を2の方法と比較して破壊する危険性が少ないため術後の舌根沈下のリスクが低くなる点です。
短所はただ切り落としだけを行うと顎先が広くなり顎先の細さが失われてしまう点です。よって側方の処理が重要になります。
 
2の長所は顎先の細さが保たれる点です。
短所は中抜きをした後の段差の処理が必要な点および骨切ラインが神経に近づくため1の方法に比べて危険な点、およびオトガイ舌筋およびオトガイ舌骨筋の起始部を破壊する可能性があり術後舌根沈下の危険性がある点です。 また顎先の骨の固定のためプレート等が必要となります。
 
今回ご紹介の患者さんは1の方法で顎先短縮を御希望されました。
上段:術前です。
中段:右側法骨切り、顎先骨切り、左側法骨切り後骨片です(エキサイトに削除されないように骨髄にマスクがかけてあります)
下段:術後約6ヵ月後再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)


術前の写真をみてもお分かりの通り患者さんは(患者さんからみて)右側の顎がやや大きいことを気にされていましたので中段目の写真のように右側の顎骨の側方骨切りを左と比較しやや大きくとっています。

右側口唇に術後感覚消失領域が生じましたが日々軽快し半年後の現在ほぼ完治したとのことです。 顎骨骨切り術において末梢神経の一時的な麻痺はしばしばおこりますが通常は時間と共に改善していきます。順調な経過です。

2007-09-12

本日は頬骨(きょうこつ)アーチリダクション=頬骨弓リダクション≒頬骨削り(切り)の患者さんの症例紹介です。
 
頬骨アーチリダクション、頬骨弓リダクションは無理に日本語に訳すと頬骨弓減幅術または頬骨弓減高術とでもいいましょうか。
内容は頬骨(きょうこつ)の張りを減少させる手術となります。
 
この頬骨の張りを減少させる方法として大きくわけて3種類あります。
 
1.頬骨を削る方法・・・・・ まさに頬骨削りの文字通りの方法です。 特殊な電動機械を用いて頬骨を削りますが削り幅はあまりたいしたことはなく頬骨のでっぱりが強めの人には適しません。 もちろん時間をかけて削れば削り幅を増やすことは不可能ではないですがモーターが焼け付く可能性があるため削り幅に限度があります。
 
2.頬骨弓を切り落とす方法・・・・ 多くの形成外科医が行う頬骨弓に対する術式です。口腔内と耳前部よりアプローチし頬骨弓を切り落とす方法です。 
 
3.頬骨弓の形態そのものを再構築する方法・・・・ ライフクリニックの勝間田先生が昭和50年後半から60年前半にかけて十仁病院にて研究開発された手術法で頬骨を細分化して再配列、再構築する方法です。 
この方法の第一人者である勝間田先生は大きな合併症なく安全にこの手術を行っているので勝間田先生を推薦します。
 
今回ご紹介の患者さんは頬骨弓の形態そのものを再構築する方法にて手術を行っております。
 
左端:術前です。
真中:術後約1ヶ月後再診時です。
右端:術後約5ヵ月後再審時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)


順調な経過です。

2007-08-28

本日は頬骨(きょうこつ)アーチリダクション=頬骨弓リダクション≒頬骨削り(切り)および顎骨切り術をお受けになられた患者さんの症例紹介です。
 
頬骨アーチリダクション、頬骨弓リダクションは無理に日本語に訳すと頬骨弓減幅術または頬骨弓減高術とでもいいましょうか。
内容は頬骨(きょうこつ)の張りを減少させる手術となります。
 
この頬骨の張りを減少させる方法として大きくわけて3種類あります。
 
1.頬骨を削る方法・・・・・ まさに頬骨削りの文字通りの方法です。 特殊な電動機械を用いて頬骨を削りますが削り幅はあまりたいしたことはなく頬骨のでっぱりが強めの人には適しません。 もちろん時間をかけて削れば削り幅を増やすことは不可能ではないですがモーターが焼け付く可能性があるため削り幅に限度があります。
 
2.頬骨弓を切り落とす方法・・・・ 多くの形成外科医が行う頬骨弓に対する術式です。口腔内と耳前部よりアプローチし頬骨弓を切り落とす方法です。 
 
3.頬骨弓の形態そのものを再構築する方法・・・・ ライフクリニックの勝間田先生が昭和50年後半から60年前半にかけて十仁病院にて研究開発された手術法で頬骨を細分化して再配列、再構築する方法です。 
この方法の第一人者である先生は大きな合併症なく安全にこの手術を行っているので勝間田先生を推薦します。
 
上段:術前です。
中段:術後4ヶ月目再診時です。
下段:術後7ヶ月目再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)


術後7ヶ月経たので完成形になります。

2007-08-23

今日は、1945年(昭和二十年)8月14日、満州国(中国東北部)の葛根廟(かっこんびょう)において非武装の日本人避難民約1000人がソ連軍によって攻撃を受けたいわゆる葛根廟事件(かっこんびょうじけん)がおきた日になります。この攻撃により多数の子供が孤児となり中国人に保護され、中国残留孤児となりました。


また日本本土では米軍最後の日本本土空襲として秋田県秋田市の秋田・土崎空襲 、群馬県の伊勢崎空襲がありました。

さて本日ご紹介の患者さんはエラ骨骨切り術をお受けになられた患者さんです。

上段:術前です。
下段:術後約3週間再診時です。(患者さんの快諾を得て供覧しています)


輪郭の手術は仕上がりまで約半年かかります。 これからもっとしまっていきます。

先日お心遣いといただきました。

深謝いたします。どうかお気を遣わないでください。

2007-08-14

本日は1942年に米軍がガダルカナル島に上陸した日になります。
 
このガダルカナルの戦いに日本軍は敗戦を重ね1943年2月1日に撤退作戦が開始されるまで戦死者は約5,000名その三倍の約15,000名は餓死と戦病死で亡くなりました。 あまりの飢餓状態にガダルカナルは飢島(がとう)と呼ばれました。
 
 
本日ご紹介の患者さんはエラ削り(正面からの顔貌改善)、小鼻縮小術をお受けになられた患者さんです。
 
上段:術前です。
下段:術後約7ヶ月再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています。)
順調な経過です。
 
正面からみたエラの張り具合を規定する要素として
1.咬筋(こうきん)
2.皮下脂肪
3.下顎骨
の順で重要です。 正面から見てエラ部分が張った風貌の改善手術として患者さん方は皆「骨」を削ることが重要とお考えになられていますが実際はそうではありません。 下顎骨のエラの部分の骨の厚みは1cm程度しかありませんし削れたとしても外板という外側の部分の骨の部分となり数ミリ程度になります(それ以上削れば下顎神経の損傷を引き起こします)。 外板を削るもしくはとりはずす行為はどちらかというと咬筋の停止部を破壊することで咬筋を萎縮させ結果的にエラの部分の張りを減少させています。
正面からの場合と異なり、側面からのエラの張り具合を改善させるのには骨切りが重要となります。
 
正面からみたエラの張り具合は咬筋のボリュームにかなりの部分規定されますので筋肉の廃用性萎縮を起こすボツリヌス毒素を用いることによってかなり改善します。 半永久的な結果を求めるのなら咬筋処理(手術法またはラジオ波を用いたTCR法等)または咬筋処理+骨削りの適応となります。 咬筋処理の手術法は十仁病院にて勝間田先生(現ライフクリニック院長)が開発された方法が安全、確実で良い方法だと思います。 
 
エラ部分の処理のまとめ
エラ部分の処理方法は大きくわけて次の3通りにわかれます。
1.正面から見た場合のエラ部分改善
方法: 皮下脂肪が厚い場合は脂肪吸引
     咬筋が主原因の場合はボツリヌス毒素注射(ex.ボトックス)、 
     ラジオ波により咬筋破壊(ex.TCR)
     咬筋減量手術、および 骨削り(切り)
 
2.側面からの見た場合のエラ部分改善
方法: 骨切り
 
3.正面および側面から見た場合のエラ部分改善
方法: 上記1+2 の方法 
 
となります。 ご自身のどこから見たどこの部分をどのように改善したいかによって選択しうる手術方法は変わってきます。
 
先日お心遣いを頂きました


ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。

2007-08-07

本日は遡る事14年前の1993年当時の河野官房長官がいわゆる河野談話を発表した日になります。 日本政府の調査では日本軍が慰安婦の強制連行を主体的に行なっていたとする証拠は発見されなかったにも関わらず河野談話では従軍慰安婦の募集には「官憲等が直接これに加担したこともあった」と述べ(証拠に基づかない狭義の強制性の肯定)、以後この発言は政治的に対日外交カードの一つとなってしまった観があります。
先月末の米国下院本会議における第2次大戦中の従軍慰安婦問題をめぐり日本政府に公式謝罪を求める決議案の可決もこの河野談話に基づいて米国のホンダ議員がこの決議案の提出をしたことに端を発しています。
 
様々な事情から慰安業に従事する女性がいるとは思います。当時の社会情勢の中で生きるためにそうせざるおえなかった、もしくはブローカーにだまされてそのような境地に陥った女性達には同情を禁じえません。
 
しかし、いわゆるそのような広義の強制性による慰安婦の存在を人権問題とみなすのなら日本占領後に行った米軍による特殊慰安施設協会 (RAA: Recreation and Amusement Association:米軍兵士相手の日本人慰安婦施設) 設置に関する非難決議も道徳的側面からするべきだと我々も米国に詰寄れます。 しかし米国下院の非難決議は河野談話に基づいて存在したとされる狭義の強制性を問題の主軸として行われています。 この狭義の強制性を日本政府が今さら否定しても大衆にはその真意が伝わらずただ単に日本政府が慰安婦問題の存在自体を否定しているように映ってしまうという政治的に非常に難しい事態になってしまっているのが現状です。
 
政府の要職の方々には自身の発言が国家百年の大計に影響を及ぼしうることを肝に銘じていただきたく思います。
 
本日は顎下液体シリコン注入後肉芽腫除去手術をお受けになられた患者さんのご紹介です。数十年前に注入した液体シリコンが序々に周囲に浸潤し炎症反応を起こして肉芽腫を形成したとおもわれる硬結が顎下に生じて2重顎のような外貌を呈していたため切除することになりました。
 
上段:術前です。
下段:術後約2ヶ月再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)



順調な経過です。  当時 液体シリコンをいれた医師達は安全だとおもって注入したのだとおもいます。 具体的薬品名をあげると問題になりかねないのでここでは述べませんが、現在の美容外科で用いられている非吸収性の液体注入物も将来、軟部組織に浸潤して後日肉芽腫等形成する可能性があるため使用はしないほうがよいのではないかと思っています。

2007-08-04

今日は1957年 に米軍機母子殺傷事件が起こった日です。
当時茨城県にあったアメリカ軍水戸補助飛行場から離陸した米軍機が上昇せず、滑走路東端から500mはなれた道路を自転車で走行していた親子に機体が接触し、母親は胴体を切断され即死、息子も腹部に重症を負ったという事件でした。たびたび米軍が低空飛行をおこなって通行人を驚かすいたずらをしていたためその延長線上の事件として地元市議会は米軍に抗議文を提出し、茨城県警もパイロットを業務上過失致死及び同傷害で水戸地検に書類送検し任意出頭を求める事態にいたりましたが、アメリカ軍の公務中に起きたものであるとして、日米地位協定により日本側の第一次裁判権が放棄され捜査の続行も挫折しました。
 
本日は頬骨(きょうこつ)アーチリダクション=頬骨弓リダクション≒頬骨削り(切り)の患者さんの症例紹介です。
 
頬骨アーチリダクション、頬骨弓リダクションは無理に日本語に訳すと頬骨弓減幅術または頬骨弓減高術とでもいいましょうか。
内容は頬骨(きょうこつ)の張りを減少させる手術となります。
 
この頬骨の張りを減少させる方法として大きくわけて3種類あります。
 
1.頬骨を削る方法・・・・・ まさに頬骨削りの文字通りの方法です。 特殊な電動機械を用いて頬骨を削りますが削り幅はあまりたいしたことはなく頬骨のでっぱりが強めの人には適しません。 もちろん時間をかけて削れば削り幅を増やすことは不可能ではないですがモーターが焼け付く可能性があるため削り幅に限度があります。
 
2.頬骨弓を切り落とす方法・・・・ 多くの形成外科医が行う頬骨弓に対する術式です。口腔内と耳前部よりアプローチし頬骨弓を切り落とす方法です。 
 
3.頬骨弓の形態そのものを再構築する方法・・・・ ライフクリニックの勝間田先生が昭和50年後半から60年前半にかけて十仁病院にて研究開発された手術法で頬骨を細分化して再配列、再構築する方法です。 
この方法の第一人者である勝間田先生は大きな合併症なく安全にこの手術を行っているので勝間田先生を推薦します。
 
今回ご紹介の患者さんは頬骨弓の形態そのものを再構築する方法にて手術を行っております。
 
左端:術前です。
真中:術後約1ヶ月後再診時です。
右端:術後約4ヵ月後再審時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)


順調な経過です。 腫れも落ち着きだんだんとお顔がしまってきました。

2007-08-03

本日は堀の深い顔になりたいという御希望にてアパタイトによる額形成術と頬顎をすっきりしたいという御希望にて脂肪吸引術をお受けになられた患者さんのご紹介です。
 
上段:術前です。
下段:術後3週間再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)


西洋風に彫りが深い顔になりたいとのことで額のみならず眉毛部(眼窩上縁上部)のところにもアパタイト形成を行っています。 エキゾチックな雰囲気のあるお顔になられました。
脂肪吸引により顎下がすっきりし頬の幅も減少し小顔化してきていますがまだ術後3週間目なのでこれからもっとすっきりしていきます。 脂肪吸引は最終完成までは約6ヶ月要します。 順調な経過です。

2007-07-27

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