今日は大東亜戦争終戦4年後の1949年 に日本戦歿学生手記編集委員会が戦没学生の手記を集めた「きけわだつみのこえ」を刊行した日になります。
Today is a day when the note edit committee for the Japanese students who died in the Greater East Asia War published "Listen to the god of sea " that collects killed student's notes in 1949 after four years the end of the war.
私の拙い英訳で英霊達のことが間違って世界に伝わるのを恐れるばかりです。 適切な英訳をどしどし指摘してくだされば幸いです。 御指摘メールは Dr_shirayuri@hotmail.co.jp までよろしくお願いします。
本日ご紹介の患者さんは婦人科手術を得意とうたっているという形成外科専門医にて婦人科外性器形成術をお受けになられるも、「一回目の手術では下部のみの手術で不満な点を伝えると上の部分は別」と言われたとのことで二回目の手術もそこでお受けになられるもやはりまだ形がいまひとつ変だと御自覚にてご相談にこられた患者さんです。
左:術前です。 右:術後約5週再診時です。
診察を行ってみると陰核包皮の余剰粘膜皺襞部分が適切に処理されておらずまた小陰唇が直線的に切除されておりそれらが原因で亀の甲のような六角形になっていらっしゃいました。 六角形が自然な形態ではなくかつ手術しても立位で正面からみてまだ目立つと不快感を感じていらっしゃるようでした。
それらを改善するべく今回手術を行いました。 手術の結果は御満足(5/5)と順調な経過です。
婦人科手術は上手くやろうとも雑にやろうとも評価されない分野の手術ですからあまりきちんと解剖のanomalyまで頭に叩き込んで手術する先生が少ないかもしれません。 修正手術でこられる方々に余剰襞の取り残しが非常に多いです。
患者さんは「手術したけど何かがおかしい?」と悩んで私のところにこられます。
もし美容外科医でこのブログを読まれている方がいらしたらそこの部分の整形処置をきちんとしてあげて頂きたく思います。
評価されない仕事でも手を絶対抜かないのが外科医として大切だと思います。
先日お心遣いをいただきました。
ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。
2009-10-20