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去年のブログを見ると毎年予約のことで色々悩んでいたのだなぁと思いだされます。

今年も予約がなかなかとれないことで多方面からお叱りをうけますが本年末は私の肉体的はフルスロットル レッドゾーン状態を超えました。

カウンセリングのご予約がなかなかとれない方々には誠に申し訳ありませんがそれも一期一会の運だとお思いください。

カウンセリングを済まされたにも関わらず手術予約がお取りできない方々にはひたすらお詫び申し上げる次第です。 

尚 入院しての輪郭形成手術は先日提携先病院より「美容目的の自由診療の手術の保険会社が代わり医療事故が生じたときに植物人間状態になってしまった場合のそれをカバーしうるのに十分な保険金がおりないことが判明した。 すなわち植物人間状態になるぐらいなら患者さんが亡くなってしまった方が!? 十分な保険金がおりるという保険システムのため病院としてはこれ以上新規の美容目的の手術の御依頼をひきうけることができない。」 といわれてしまいました。

12月23日までに提携先病院で診察をうけた患者さま方が入院手術の御依頼を希望する場合は御引き受けしてくださるそうですが本日以降の提携先病院における初診患者さんの純粋な美容目的手術(入院)は御引き受けできなくなりました。

私も知らなかったのですが美容外科の医師の多くが加入する医師賠償責任保険の約款にはそのような記載があるそうです。 こんど時間があるときに細かい字で書いてある約款を読み直してみます。

団体によっては最大補償金が500万円程度しかない保険だったりすることもあるのでリスクの高い美容外科手術を行う医師が万が一の事故に充分備えられる保険システムはないのが日本にはないの現状です。

多くの美容外科ではそのような事故の補償金プール目的のためリスクの伴う手術は高額に設定しているようですが提携先病院としては高額に設定してそのような手術を行うぐらいならいっそのこと「やらない」との判断をされたようです。 済世会病院の理念の「済世」に則ればそのような判断をなさるのは至極当然かもしれません。

 


美容外科手術は本来生体にとって必要でない手術である以上 それをうけないにこしたことはありませんし手術を行わずに患者さんが御自身の本来もたれている美に自信をもっていただきそれを十二分に発揮させることができる医師が最高の美容外科医だと思います。

しかしどうしても手術でしか解決できない問題に対してご依頼を受けた以上最高の結果をだすのが次席の美容外科医の仕事です。

人のコンプレックスをつつき燃やしそれに乗じて大金をふっかけしかも手術結果が不良な美容外科医は最低の美容外科医になります。

私としては当院は賢明な方々が熟慮された結果、ご依頼するに至った施術に対して廉価で最高の結果がだせる医師団でありたいと思います。

昔 腰椎ヘルニアの手術で誤って大動脈に孔をあけてしまい患者さんを亡くならしめてしまった整形外科医が切腹死するというショッキングな事件がありました。 そのようなことが万が一あれば私も切腹死したいですが現在の私の立場としては年老いた親を残して先に自ら命を絶つことはできません。

 

それなのに万が一医療事故を起こし植物人間に患者さんをしてしまったら・・・  しかもそれは保険でカバーされず弁済もままならずそのために相手方にも、職員にも患者さんにも迷惑をかけたら・・・ と考えると挿管全身麻酔等を要する重大なリスクのある手術の御依頼は御引き受けしないか「死んでもよいからやってください」とお願いしてくださる患者さんのみ御依頼を御引き受けするかしかないでしょう。


本日御紹介の患者さんはたれ目形成術: 脇山先生執刀 をお受けになられた患者さんです。


上段:術前です。
下段:術後約1カ月再診時です。

御満足(5/5) ということで順調な経過です。


2010-12-24

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