他院修正:小陰唇縮小形成術、陰核包皮縮小形成術

本日ご紹介の患者さんは約2年前他院にて小陰唇縮小形成術をお受けになられるもとりきれていない感じがするということで修正手術を御希望された患者さんです。
診察を行ってみると小陰唇の上方部分が凹凸になっており、またsulcus praeputiolabialis部分の余剰粘膜皺襞部分が適切に処理されておらずそれらが原因で不快感を感じていらっしゃるようでした。
余剰ヒダ切除と体的に凹凸となったキズを整えるために小陰唇縮小形成術、陰核包皮縮小形成術を行いました。



上段:術前です。
下段:術後約5週再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています。)

術後検診では「すごく快適になりました!」とのことで順調な経過です。
キズの硬さも時間と共に軽快し自然に柔らかくなっていくでしょう。


sulcus praeputiolabialis部分の余剰粘膜皺襞(解剖学的にはanomalyです)は普通の医学書や解剖学の本には載っていません。 婦人科手術は上手くやろうとも雑にやろうとも評価されない分野の手術ですからあまりきちんと解剖のanomalyまで頭に叩き込んで手術する先生が少ないかもしれません。
修正手術でこられる方々にこの部分の取り残しが非常に多いです。
患者さんは「手術したけど何かがおかしい?」と悩んで私のところにこられます。

もし美容外科医でこのブログを読まれている方がいらしたらそこの部分の整形処置をきちんとしてあげて頂きたく思います。 

評価されない仕事でも手を絶対抜かないのが外科医として大切だと思います