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今日は1957年 に米軍機母子殺傷事件が起こった日です。
当時茨城県にあったアメリカ軍水戸補助飛行場から離陸した米軍機が上昇せず、滑走路東端から500mはなれた道路を自転車で走行していた親子に機体が接触し、母親は胴体を切断され即死、息子も腹部に重症を負ったという事件でした。たびたび米軍が低空飛行をおこなって通行人を驚かすいたずらをしていたためその延長線上の事件として地元市議会は米軍に抗議文を提出し、茨城県警もパイロットを業務上過失致死及び同傷害で水戸地検に書類送検し任意出頭を求める事態にいたりましたが、アメリカ軍の公務中に起きたものであるとして、日米地位協定により日本側の第一次裁判権が放棄され捜査の続行も挫折しました。
 
 
本日ご紹介の患者さんは既往として鼻プロテーゼ留置術、鼻根縮小術を他院にておうけになられ元々上向きでなかった鼻が徐々にあがってきたとのことでした。 おそらくL型プロテーゼのまわりに被膜ができて硬縮が生じたためだと思われます。
診察上、鼻先は触診でまったく下に動かず皮膚も固く鼻先延長術は困難で無理に鼻先を下げると後々に皮膚トラブル等生じる可能性が高く危険性が高いケースと思われました。 
しかしそれらのリスクをご承知の上でも手術を受けたいとの患者さんの強いご希望にて鼻中隔延長術(肋軟骨)、鼻尖縮小形成術、鼻プロテーゼ入替術をお引き受けすることとしました。
 
上段:術前です。
下段:術後約2週間再診時です。
キズが落ち着いたら気になるところを微調整していきましょう。
またの御再診をお待ちしております。
 
 
鼻中隔延長術のリスク
1.鼻先がゆがむ可能性
2.鼻中隔軟骨に移植した軟骨の体積にて鼻腔が狭くなり下からみると鼻中隔が膨らんでみえたり呼吸がしずらくなる可能性(他院で手術されてこの症状でお悩みの方々が何人も相談にこられています。)
3.時間を経てから鼻先の皮膚が薄くなる可能性(鼻先の皮膚の下が軟骨だからといってプロテーゼと異なり安全という保証はないと思います。)
4.採軟骨部(耳や肋骨部)の傷
5.鼻先が下がりすぎ、高くなりすぎという不満が生じる可能性または下がり足りないという不満が生じる可能性。
6.限界まで鼻先を下げて欲しいとの患者さんの希望に対してオープン法でそれに応えるべく手術を行うと創部の血流不良にて癒合不全、感染が生じる可能性。
 
2010-09-03

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