本日ご紹介の患者さんは 立位正面から見える陰裂部分の外性器が気になるとのことである美容外科を訪れたところそこの女医さんに「「陰核包皮縮小形成術」を受ければ正面から見えにくくなり気にならなくなるでしょう」と言われ同手術を受けたところ立位正面からの見た目は全く変わらなかったとのことでした。
診察をおこなってみると陰核を包む包皮の形成手術はなされていましたが立位正面からの見た目を改善するのに必要な手術は全く行われていませんでした。
カウンセリングの結果、陰裂をめだたなくする目的にて他院陰核包皮縮小術後修正術、 大陰唇脂肪移植術をお受けになられることとなりました。
上段:術前です。
下段:術後五か月再診時です。
陰裂は目立たなくなり順調な経過です。 術後五か月再診時に二度目の脂肪移植術をお受けになられましたがその抜糸後半年近く再診にいらしておりません。便りがないのは良い便りと思いますが定期的な検診は重要です。またの御再診をお待ちしております。
2010-08-26