1942年の今日から4月9日まで戦われたセイロン沖海戦で、日本海軍が英国東洋艦隊に完勝した記念すべき日です。
しかしこの海戦で南雲機動部隊の空母赤城が攻撃換装中にイギリス空軍機の接近に気づかず、空襲されたという事件がありました。幸運にも命中はせず事なきを得ましたが、これらの教訓を生かせず、後にミッドウェー海戦で大敗北を喫する事になったのがかえすがえすも残念でなりません。
本日ご紹介の患者さんは頬骨の張り出しが気になるとのことで頬骨再構築法をお受けになられた患者さんです。
上段:術前です。
下段:術後約7か月再診時です。

「効果ははっきり感じています。横がなくなったせいか前方が多少気になるようになりました。」とのご感想で順調な経過です。
私の行う頬骨再構築法のデメリット
1.効果がありすぎて希望よりも凹んだ状態に感じる場合がまれにあります。 その際は脂肪移植等のメンテナンスが必要になるかも知れません(今まで一人だけいらっしゃいます)。
2. 顔面神経側頭枝麻痺(おでこに皺を作ることができなくなる)の可能性があります。現在半永久的に麻痺が残った方はいませんが改善まで最長8ヶ月を要した方がいらっしゃいます。
3.再構築した骨が再度レントゲンやCTにて写るようになるまで十分に骨化するのに半年から一年以上を要します。また人によっては時間を経てもレントゲンやCTにてうつらない場合もあります。その場合でも後遺障害はありません。 しかしこの術式を知らない医師が画像をみるとびっくりするかもしれません。
先日お心遣いをいただきました。

ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。
2010-04-05