今日は1932年井上準之助前蔵相が失政を問われ血盟団員・小沼正により射殺された日であり、井上日召(いのうえにっしょう)によって率いられていた集団が起こした血盟団事件(けつめいだんじけん)が始まった日といえる日です。
奇しくも元オウム真理教諜報省トップの井上嘉浩はその井上日召の孫となります。
 
On February 9th 1932, 78 years ago from today, The League of Blood Incident was aroused by the civilian ultra-nationalist group called "The League of Blood (Ketsumeidan as Japaese)" whose leader was Nissho Inoue, a Buddhist priest.
 
This was the assassination plot for Junnosuke Inoue, former Minister of Finance.
He was shot to death by Sho Onuma.
 
Ironically and coincidentally, Yoshihiro Inoue a terrorist and death-row inmate of Aum Shinrikyo (the religious cult group responsible for the sarin gas attacks on the Tokyo Subway system in 1995) is the grandson of Nissho Inoue.
 
テロリズムにより革命を求める血筋というものがあるのかもしれません。
しかしテロは社会的に受け入れられません。
 
There might be lineage from which the revolution is requested by the terrorism.
However, terrorism is not socially accepted.
 
 
世の中に納得がいかない事があれば「先(ま)ず隗(かい)より始めよ」の精神で言いだしっぺの自分から粘り強く生業を通して取り組んでいけばよいことです。
 
There is a famous proverb;"Let the person who suggested it, do it first".
If one feels frustration against something, he or she should be the first to try and make that change, rather than the use of methods such as terrorism.
 
私も粘り強く取り組んで行きます。
 
As for myself, I would like to make a persistent effort in self-improvement.
 
 
本日ご紹介の患者さんは目尻付近のたるみ、からすの足跡様のしわの改善に対し、こめかみリフト、中顔面のたるみの改善目的に骨膜下ミッドフェイスリフト(エンドタインST)、ターキータックのような首の縦じわの改善目的にネックリフト(エンドタインリボン)、ほうれい線の改善、より美しいEライン形成目的にほうれい線プロテーゼ留置術をおうけになられました。
 
 
 
 
上段:術前です。
下段:術後約2か月再診時です。


ミッドフェイスのOgee curve:オジーカーブ(いわゆるS line:若々しさの象徴の頬の膨らみ)もしっかりでました。



術後一週間目の再診時には「人相が変わってしまった。」と戸惑っていらっしゃいました。
ミッドフェイスリフトは人相が変わる旨をそしてそれは時間の経過とともに自然になる旨をお話し3週間後の再診時には御自身が見慣れたのも手伝ってか御感想は御満足(5/5)となり2か月後の再診時も「リフト効果に関しては満足(5/5)です。」とのご感想でした。 ただし鼻翼基部プロテーゼ(ほうれい線プロテーゼ)留置により小鼻がやや広がった感があるとのことで2週間前にプチ小鼻縮小術をお受けになられました。 それも自然に落ち付き順調な経過です。


ミッドフェイスリフトは術者により術式が異なりますが私のミッドフェイスリフトは骨膜下剥離によるものが多いです。 骨膜下剥離ですと顔面神経の損傷を心配することなく顔面組織全体を持ち上げることができます。

よくエンドタインSTとミッドフェイスリフトはどう違うのですかと聞かれますが実際はミッドフェイスリフトの一種にエンドタインSTを用いたミッドフェイスリフトがあるということになります。

組織を持ち上げるのに糸をもちいるのかエンドタインという材料を用いるかの違いであり剥離範囲等の基本的な手術操作は同じになります。

厳密にいえばエンドタインSTという手術があるのではなくミッドフェイスリフトにエンドタインSTを用いるということになります。 医師によってはミッドフェイスをリフトするのにフェザーリフト糸を用いたり、シルエットリフト糸を用いたりケーブルリフトを用いたり等術式は千差万別です。

御自身がうけるリフトがどの部分をリフトアップ(持ち上げる)しどのようにひきあげ、そしてその引き上げ材料に何を用いるのかということを担当医に確認することが重要です。

患者さんの状態、患者さんの受容しえるリスクおよびダウンタイム、経済的コスト、どのような結果を求めているのかによって術式や引き上げ材料の選択は異なります。 引き上げ材料のみによって結果がきまるのではないということを銘記してください。

よってエンドタインが有効だとかシルエットリフトがすぐ戻るとかいう論議はあまり意味がないと個人的に思います。

適切な医療材料をそれに適切な症状に対して適切な術式で用いるが重要なのでありそこが安易な定量的、定性的比較ができるものではなく美容外科医療が総合的アートである部分だと思います。

2010-02-09

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