今日は天皇誕生日です。1948年に故意に連合軍が現天皇(当時の皇太子明仁)の誕生日に処刑執行日を合わせて 極東国際軍事裁判で死刑判決を受けたA級戦犯7名が絞首刑執行された日になります。
 
Today is the Emperor's Birthday. (December 23rd) In 1948, the Allied Army who then occupied Japan, intentionally executed 7 Japanese class-A war criminals knowing it was the Crown Prince's birthday. These criminals were adjourned guilty and sentenced capital punishment by the International Military Tribunal for the Far East (Tokyo Trials).
 
国内的には敗戦の責を問われるのはいたしかたがないかもしれませんが当時の国際情勢を鑑みても連合国側から事後法にて裁かれ死刑に処された方々は無念極まるものがあると思います。
 
I personally think domestic criticism to Japan's defeat in World War II is inevitable. However, those who were subject to capital punishment must have been terribly mortified.
 
連合国側からのいわば憂さ晴らしの私刑によって処された方々のご冥福をお祈りします。
 
The International Military Tribunal for the Far East was established by allied nations (and only the allied nations).Those considered as Japanese war criminals were later prosecuted, and the judgements were executed based on new laws established by these allied nations. I would like to express my deepest condolences to those executed based ont he results of privately conducted trials.
 
これからも極東国際軍事裁判のような茶番劇が国際社会でおこらないように切に願います。
 
I truly hope farcical examples seen in the Tokyo Trials never occur again in future international societies.
 
本日ご紹介の患者さんは目尻付近のたるみ、からすの足跡様のしわの改善に対し、こめかみリフト、中顔面のたるみの改善目的に骨膜下ミッドフェイスリフト(エンドタインST)、ターキータックのような首の縦じわの改善目的にネックリフト(エンドタインリボン)、ほうれい線の改善、より美しいEライン形成目的にほうれい線プロテーゼ留置術をおうけになられました。
 
 
 
上段:術前です。
下段:術後約3週再診時です。
ミッドフェイスのOgee curve:オジーカーブ(いわゆるS line:若々しさの象徴の頬の膨らみ)もしっかりでました。
術後一週間目の再診時には「人相が変わってしまった。」と戸惑っていらっしゃいました。
ミッドフェイスリフトは人相が変わる旨をそしてそれは時間の経過とともに自然になる旨をお話し3週間後の再診時には御自身が見慣れたのも手伝ってか御感想は御満足(5/5)と順調な経過です。
 
ミッドフェイスリフトは術者により術式が異なりますが私のミッドフェイスリフトは骨膜下剥離によるものが多いです。 骨膜下剥離ですと顔面神経の損傷を心配することなく顔面組織全体を持ち上げることができます。
 
よくエンドタインSTとミッドフェイスリフトはどう違うのですかと聞かれますが実際はミッドフェイスリフトの一種にエンドタインSTを用いたミッドフェイスリフトがあるということになります。
 
組織を持ち上げるのに糸をもちいるのかエンドタインという材料を用いるかの違いであり剥離範囲等の基本的な手術操作は同じになります。
 
厳密にいえばエンドタインSTという手術があるのではなくミッドフェイスリフトにエンドタインSTを用いるということになります。 医師によってはミッドフェイスをリフトするのにフェザーリフト糸を用いたり、シルエットリフト糸を用いたりケーブルリフトを用いたり等術式は千差万別です。
 
御自身がうけるリフトがどの部分をリフトアップ(持ち上げる)しどのようにひきあげ、そしてその引き上げ材料に何を用いるのかということを担当医に確認することが重要です。
 
患者さんの状態、患者さんの受容しえるリスクおよびダウンタイム、経済的コスト、どのような結果を求めているのかによって術式や引き上げ材料の選択は異なります。 引き上げ材料のみによって結果がきまるのではないということを銘記してください。
 
よってエンドタインが有効だとかシルエットリフトがすぐ戻るとかいう論議はあまり意味がないと個人的に思います。
 
適切な医療材料をそれに適切な症状に対して適切な術式で用いるが重要なのでありそこが安易な定量的、定性的比較ができるものではなく美容外科医療が総合的アートである部分だと思います。
 
 
先日お心遣いをいただきました。
ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。
2009-12-23

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