キズの赤味が落ち着き手術の完成といえるのは人中短縮術もフェイスリフトも手術約半年後になります。
御感想は御満足(5/5)と順調な経過です。
10月より若先生(Y先生)が当院美容外科レジデントとして入職されることとなりました。
若先生は某美容外科クリニックにてご活躍され院長職まで割り当てられながらも「無給でもよいから勉強させてください」と私のもとにこられた医師です。 謙虚で勉強熱心であり手術もうまく、また卒後7年目の美容外科医のキャリアもありながらも美容外科レジデントとして初心にかえり研鑽を積み上げたいという熱意を認め本邦初の美容外科レジデントとしての入職を許可しました。 日本には卓越した美容外科の臨床医を養成する美容外科レジデント制度がありませんでした。 当院のように小さな一クリニックでは大学のように臨床・教育・研究の三本柱は現時点ではたてられませんが一美容外科医としてせめて臨床・教育の面において社会に貢献していきたいと思います。 熟練の美容外科名医であるライフクリニックの勝間田先生の御協力のもと良き美容外科臨床医の育成に寄与していければ幸甚の至りです。
私は若先生が臨床研修を終えた直後に会ったことがあります。 思い起こせば約5年前 美容外科を志す若き医師の若先生に保険の意味で整形外科専門医や形成外科専門医、麻酔科専門医等になったらどうかと提言してみましたが「肩書きはいいです。 美容外科医として腕のみで勝負してきたいです。」と言われました。
彼は実直、謙虚であり美容外科医というとチャラチャラした軟派な医師というイメージを持っていた私は彼に対しては「ホンモノだ」という印象を持ちました。あれから約5年間ホンモノ志向で研鑽を積んできた若先生はこれからもさらなる飛躍をしていくと思います。 心より若先生には青は藍より青しとなって真の名医となってもらいたいと思います。 私がその一助となれれば幸いです。
2009-10-10