本日は沼津大空襲の日になります。 1945年に米軍B29の130機の編隊が海軍工廠や多くの中小軍事工場のある沼津市街上空に侵入し9077発、1039トンの焼夷弾を投下し沼津市の90%が破壊されました。
 
 
本日ご紹介の患者さんは 鼻尖縮小術(クローズ法)、鼻尖部軟骨移植術、小鼻縮小術、顎先ヒアルロン酸SubQ注入術をお受けになられました。
 
術前は右鼻孔が左に比べて大きかったので微調整を行っています。
 
希望のお鼻の形態の例として以下の写真を提示してくださいました。
完全に同一にすることはできませんが私なりに最大限の努力をして差し上げるべく施術に臨みました。
 
上段:術前です。
下段:術後3か月再診時です。
(写真はクリニックすると拡大します)
御感想はもっと鼻孔縁を下げたい、小鼻をもっと小さくしたい、もう少し上の方から鼻尖を細くしたいとのことで不満(1/5)ということでした。 ご希望の形態にして差し上げることができず申し訳ありませんでした。
 
今後再手術が可能な状態になりましたら手を加えることができるか詳細に検討したいと思います。
ただしこれ以上小鼻を縮小するのは美しくないと思うので個人的には熟慮して戴きたく思います。
 
 
昨日手術した患者さんがご自分の骨がどのように骨切りされたのか見たいとのことでしたので供覧します。


エラ〜顎先まで下顎骨スティック状骨切りおよびエラ部分(咬筋付着部)外板骨切りです。
最近この手術をご希望されて相談にこられる方が多いですが正面からみたエラの張り出し部分を改善するために外板骨を骨切りし外す操作を誤ると以前紹介した症例のように内板骨まで削り落されエラがなくなったような異様な顔貌になります。
また下顎骨のスティック状骨切り手術は将来的に顎骨量が少なくなることによりインプラント等の植立の際に困る可能性があります。また術後のオトガイ神経麻痺は必発です(通常経時的には改善していきます)。

熟慮してください。

2009-07-17

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