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本日ご紹介の患者さんは

約3年前に乳輪縮小術をお受けになられその後約半年後により乳輪を小さくするべく再手術をお受けになられた患者さんです。
 
再手術をお受けになられた直後はかなり乳輪は小さくなりましたがその後徐々に乳輪が拡大し再手術一年後には乳輪の色が薄くなり、乳輪周囲の傷が白くわかる状態になりました。 これを改善するべく数回のアートメイクをお受けになられ現在やや満足(4/5)の状態になられました。
 
左:術前です         中:再手術1年後          右:アートメイク施術後約2か月後再診時
(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
(写真はクリックすると拡大します)
 
乳輪縮小術は手術時の特殊な縫合法のみならず術後のアフターケア(キズにかかる張力のケア等)が非常に重要です。 万が一キズが白くなってしまった場合にはアートメイクやフラクショナルレーザー、MIPL(光治療)などのアフターケアが奏功します。
 
乳輪縮小のリスク
1.乳房の大きい方が乳輪縮小術をお受けになられると皮膚がより強く引っ張られる関係上術後1年〜2年かけてキズが伸びキズが目立ったり、乳輪の色が薄くなる可能性があります。  
  よって人工乳房留置術と同時にお受けになられたりするのはお控えなさったほうが賢明です。
 
2.乳頭縮小と同時にお受けになられると術後1年〜2年かけて乳頭が全周囲にわたってひっぱられ乳頭が平らになってしまうことがあります。 よって乳頭縮小と同時にお受けになることはお控えなさったほうが賢明です。
 
 
先日お心遣いをいただきました。


深謝します。 どうか御気をつかわないでください。

2009-05-03

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