今日は1919年2月13日国際連盟規約委員会にて当時常任理事国であった日本が「人種あるいは国籍如何(いかん)により法律上あるいは事実上何ら差別を設けざることを約す と言う条項」、いわゆる「人種差別撤廃条項」
を提案した日です。 この国際的にも先進的な発案である同案は、16票中11票の賛成多数だったにも関わらず、議長であったウィルソン・米国大統領が突如として、「重要案件は全会一致でなければならない」等として勝手にルールを変更し、不採択を宣言した結果、日本提案の「人種差別撤廃条項」は「幻の第15条」として葬り去られてしまいました。
本日ご紹介の患者さんは眉間のしわが険しい表情の印象を与えるとのことでその改善に眉間の表情筋にボツリヌストキシン注射(博士先生)をお受けになられた患者さんです。
上段:術前です。
下段:術後5週間再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
眉間の険しさも緩和し順調な経過です。
ボツリヌストキシンの効果は通常4か月〜半年程度続きます。
2009-02-13