今日は1972年にグアム島にて日本兵であった横井 庄一(よこい しょういち)氏が実に大東亜戦争終結から28年目に発見された日です。横井氏は「死して本土へは戻らぬ決意」で出かけて行ったという記憶がしっかりとあった為、帰国の際の第一声は「帰ってまいりました・・・恥ずかしながら、生きながらえて帰ってまいりました」というものでした。
ジャングルでの28年間の生活・・・すさまじいまでの生命力と精神力に感服するばかりです。
本日ご紹介の患者さんは頬のたるみの改善と顎の形態調整目的にミニリフト、頬脂肪吸引、ヒアルロン酸SubQ輪郭形成術をお受けになられた患者さんです。
上段:術前です。
下段:術後2週間再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
笑顔は問題ないのですが口をとがらすと左側の口輪筋に軽度の麻痺が生じており口元がやや右に寄ってしまいます。
ミニリフトでは顔面神経を損傷する可能性はないのでおそらく口元横の脂肪を脂肪吸引で吸った際のカニューレによって神経がこすられたことが原因と疑われます。
この場合治癒まで通常数か月要します。 御心配でしょうが通常治りますので経過をみてください。
頬脂肪吸引のリスク
・吸いすぎると頬がこけて老けた感じになる。
・えくぼができることがある。
・口輪筋や口角下制筋を司る顔面神経の麻痺を生じることがある。
その場合治癒に数か月を要する。
2009-01-24