誠に申し訳ありませんが私的連絡です。
本日N病院にて顔面骨切り手術をお受けになられた患者さんへ
本来麻酔がかかる前と麻酔から冷めた後にお会いするべきでしたが、入室時間に到着が間に合わず、また手術が終わったら時間の都合上トンボ帰りで東京へ戻らなければならなかったので一度も顔を合わせることができなかったことを深くお詫びします。
しかし執刀から閉創まで責任もって執刀させていただきました。 事前の打ち合わせ通りに手術は行い手術も無事成功しました。 順調にご回復され退院され再診にいらっしゃることをお待ちしております。
最近は輪郭の複合手術はケースによってはより安全確実に手術を行うために提携している総合病院での入院手術をお勧めする場合があります。 複合手術になると当院で手術するよりも安くすむケースもあり、同一術者(私)による執刀(もちろんご希望があれば私以外の医師でも構いません)、より安全(総合病院なのでICUもあり)、患者さんの費用負担が安い、特に咬合が関与する手術の場合は熟練した口腔外科医との共同手術によってよりパーフェクトな手術が行える点より患者さんによってはそちらをお勧めする場合があります。
欠点は日程の調整がつきにくい点と患者さんが麻酔がかかったあとに私が手術室に現れ手術が終わると帰っていくと本当に私が執刀したのか?と疑われかねない点ですが事故や急病等に巻き込まれないかぎりは確実に手術室にいきます。
さて本日ご紹介の患者さんは他院にて鼻尖縮小術、鼻プロテーゼ留置術をお受けになられていた既往があり、私の執刀にて鼻プロテーゼ入替術をお受けになられたことがある患者さんです。
今回、鼻先を下げたい、もっと鼻根部を高くしたいとのことで鼻プロテーゼ入替術、鼻中隔延長術をお受けになることをご希望されましたが再々手術等になるため鼻の皮膚に凹凸等が生じるリスクや感染を生じるリスクが高くなるため、私も手術を引き受けるのをかなり渋りました。しかしリスクを覚悟の上で手術を受けることを強くご希望されたため手術をお引き受けしました。
上段:術前です。
下段:術後約1週間再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
通常は鼻中隔延長術はクローズ法で行いますが何度も手術をされているため内部の癒着や瘢痕組織の形成等を考慮しオープン法を選択しました。
御満足とのことで順調な経過です。
お心遣いをいただきました。
ありがとうございます。 どうか御気を遣わないでください。
2009-01-08