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今日は1904年 に日露戦争の旅順攻囲戦で日本軍が203高地を占領した日になります。
 
これによって203高知からの砲撃で旅順港停泊中のロシア東洋艦隊を壊滅させることができました。
 
1980年に東映系で公開された「二百三高地」(にひゃくさんこうち)は名画だと思います。
観た事のない方は是非一度はごらんになられることをお勧めします。
 

本日は頬骨(きょうこつ)アーチリダクション=頬骨弓リダクション≒頬骨削り(切り)および顎骨切り術をお受けになられた患者さんの症例紹介です。

頬骨アーチリダクション、頬骨弓リダクションは無理に日本語に訳すと頬骨弓減幅術または頬骨弓減高術とでもいいましょうか。
内容は頬骨(きょうこつ)の張りを減少させる手術となります。
 
この頬骨の張りを減少させる方法として大きくわけて3種類あります。
 
1.頬骨を削る方法・・・・・ まさに頬骨削りの文字通りの方法です。 特殊な電動機械を用いて頬骨を削りますが削り幅はあまりたいしたことはなく頬骨のでっぱりが強めの人には適しません。 もちろん時間をかけて削れば削り幅を増やすことは不可能ではないですがモーターが焼け付く可能性があるため削り幅に限度があります。
 
2.頬骨弓を切り落とす方法・・・・ 多くの形成外科医が行う頬骨弓に対する術式です。口腔内と耳前部よりアプローチし頬骨弓を切り落とす方法です。 
 
3.頬骨弓の形態そのものを再構築する方法・・・・ ライフクリニックの勝間田先生が昭和50年後半から60年前半にかけて十仁病院にて研究開発された手術法で頬骨を細分化して再配列、再構築する方法です。 
他の方法で効果がなかった多くの患者さんがこの方法を求めて勝間田先生のところへいらっしゃっています。
 
左端:術前です。
中段:術後10月目再診時です。
右端:術後21ヵ月目再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)


この患者さんは術後10カ月の時点で頬骨が希望の形態より凹んだ状態に感じるとのことで脂肪移植をして微調整しています。 今までの私の執刀した頬骨再構築法で術後の微調整の手術(脂肪移植)を要した患者さんは現在までこの方のみになります。 上段の右端の写真は脂肪移植後11か月(頬骨再構築後21ヵ月)の写真になります。  微調整後は満足のいく形態とのことで順調な経過です。
その後別の部位の施術の再診日にいらしておりません。 お忘れなのかお忙しいのか不明ですがこのブログをみて思い出されたらまたの再診にいらしてください。 お待ちしております。


私の行う頬骨再構築法のデメリット
1.効果がありすぎて希望よりも凹んだ状態に感じる場合がまれにあります。 その際は脂肪移植等のメンテナンスが必要になるかも知れません。
2. 顔面神経側頭枝麻痺(おでこに皺を作ることができなくなる)の可能性があります。
  現在半永久的に麻痺が残った方はいませんが改善まで最長8ヶ月を要した方がいらっしゃいます。

2008-12-05

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