今日は1945年に連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサー元帥が厚木飛行場に到着した日になります。この日からGHQによるウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム(“War Guilt Information Program”、略称“
WGIP”:、「戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画」)が立案・施行されていき日本人の脳に刷り込まれていくこととなりました。
本日ご紹介の患者さんは1年間で体重が約30kg減った結果、乳房の皮膚が余剰になり垂れ下がったため乳房つりあげ目的に乳房吊り上げ術:Mckissock変法をお受けになられた患者さんです。
Mckissock原法は乳輪、乳首と乳腺組織を切り離して移動させますがそうすると乳管が途絶されるため将来授乳ができなくなりますので患者さんのご年齢より将来授乳の可能性を考慮し乳管を温存させたMckissock変法で手術を行いました。
上段:術前です。
下段:術後1.5ヶ月再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています。)
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乳腺から乳頭が下向きに垂れていたのを乳管を温存させたまま上向きに吊り上げているので乳頭部分がひっぱられやや落ち込んだような状態になっています。
手術痕が白い線となって目立たなくなるまで約半年〜1年は要します。
乳房吊り上げ術:Mckissock法のリスク
1.感染、出血
2.乳頭、乳輪、皮膚、脂肪壊死
3.左右差
4.乳頭、乳輪位置の不満足
5.知覚鈍麻
6.縫合瘢痕
先日お心遣いをいただきました。
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ありがとうございます。 どうか御気を遣わないで下さい。
208-08-30