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今日は大東亜戦争中の1944年 グアム島における米軍との戦いにおいて日本軍守備隊の組織的反攻が壊滅し玉砕した日になります。 米軍占領下のグアムで最後まで投降しなかった日本兵は1972年に発見された横井庄一伍長になります。
 
翌年の1945年 に前日から行われていた御前会議で、国体護持を条件としてポツダム宣言の受諾を決定されました。
 
本日ご紹介の患者さんは頬骨(きょうこつ)アーチリダクション=頬骨弓リダクション≒頬骨削り(切り)をお受けになられた患者さんです。
 
頬骨アーチリダクション、頬骨弓リダクションは無理に日本語に訳すと頬骨弓減幅術または頬骨弓減高術とでもいいましょうか。
内容は頬骨(きょうこつ)の張りを減少させる手術となります。
 
この頬骨の張りを減少させる方法として大きくわけて3種類あります。
 
1.頬骨を削る方法・・・・・ まさに頬骨削りの文字通りの方法です。 特殊な電動機械を用いて頬骨を削りますが削り幅はあまりたいしたことはなく頬骨のでっぱりが強めの人には適しません。 もちろん時間をかけて削れば削り幅を増やすことは不可能ではないですがモーターが焼け付く可能性があるため削り幅に限度があります。
 
2.頬骨弓を切り落とす方法・・・・ 多くの形成外科医が行う頬骨弓に対する術式です。口腔内と耳前部よりアプローチし頬骨弓を切り落とす方法です。 リスクとしては他院でこの術式でされて顎関節が破壊され開口障害が生じて困っている方や段差でお悩みの方、変化が感じられない方等のご相談をうけたことがあります。
 
3.頬骨弓の形態そのものを再構築する方法・・・・ ライフクリニックの勝間田先生が昭和50年後半から60年前半にかけて十仁病院にて研究開発された手術法で頬骨を細分化して再配列、再構築する方法です。 
他の方法で効果がなかった多くの患者さんがこの方法を求めて勝間田先生のところへいらっしゃっています。

 

 

本日ご紹介の患者さんは前方部分の頬骨の張りも気になるとのことでしたので上述の2.の方法すなわち口腔内からも切開し前方部の削りおよび頬骨弓前方部の骨切および耳前部の頬骨弓の骨切を行い頬骨弓内方移動術(アーチリダクション)をお受けになられた患者さんです。

 

上段:術前です。
中段:術後3ヶ月再診時です。
下段:術後約半年再診時です。 (写真は患者さんの快諾を得て供覧しています。)
術後三ヶ月の再診時には頬のむくんだ感じが気になるとのことでしたが術後約半年経た先日の再診時ではすっかり頬も閉まり理想の感じとのことです。
 
順調な経過です。
 
頬骨弓を減高すると頬骨再構築法でも頬骨切り落とし法(アーチリダクション)でもややぽっちゃりした印象になります。
術後半年でそれなりに改善はしてくるので後3ヶ月は様子をみたほうがよいでしょう。
 
頬骨切り落とし法(アーチリダクション)のリスク
・頬骨の張り出しの減高が再構築法に比べてマイルド
・口腔内も切開し骨にアプローチするため頬前方の筋付着部を傷めるため再構築法にくらべてやや前方部のたるみが術後強くでる。
・頬骨弓の不適切な位置への移動 → 顎関節の運動障害
2008-08-10

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