本日ご紹介の患者さんはお肌の若返りを目的として自己多血小板血漿注入療法(PRP皮膚再生療法(リジェンACR))をお受けになられた患者さんです。
PRPとは多血小板血漿Platelet-Rich Plasmaの略語でありACRとは(自己細胞若返り)Autologous Cell Rejuvenation の略後になります。
多血小板血漿(Platelet Rich Plasma:PRP)とは、血小板を高濃度に濃縮した血漿のことです。健康な成人では血小板は血液1mm3中に1238万個、平均で20万個程度含まれていますが、血液を特殊なフィルターを用いて遠心分離をかけることにより得られるPRP ではその3.54.5倍程度の高濃度の血小板が含まれています。 この血小板を高濃度に含んでいるPRP は、血液凝固反応の過程で血小板が脱顆粒を起こし、顆粒中に含まれるPDGF、TGF-β、VEGF および EGF などの成長因子を創傷部に放出します。これらの成長因子が注射部位の自己コラーゲンの増殖を促進し若返りをもたらすと考えられています。
目の下の小じわ、くま、ほうれい線の改善等が認められるとされています。
移植する脂肪細胞と同時に使用すると定着率の向上が期待できるかもしれません。
左:術前です。 右:術後約2ヶ月です。
(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています。)
PRPを目の下、頬、ほうれい線全体に注入しています。
もともと若々しくお美しい方なのではっきりとした変化というものが写真ではわかりずらいのですがご本人としては肌がプリプリと若返って非常に調子がよいとのことです。
順調な経過です。
先日お心遣いをいただきました。
チョコレート菓子でした。
おしとやかな美女が再診時に迷彩服で現れて自衛隊の戦車のおまけ付き駄菓子をくださいました。 以外な組み合わせにびっくりしました。
思わず作ってしまいました。
ガムの付録のおもちゃなのにボタン電池で走行しました。
ありがとうございます。 どうか御気を遣わないで下さい。
2008-04-03