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今日は1941年に大艦巨砲主義の象徴とされる戦艦大和が就役した日になります。
 
 
本日は鼻尖縮小術(クローズ法)、鼻先軟骨移植、鼻孔縁挙上、舟型(I型)プロテーゼ隆鼻術をお受けになられた患者さんのご紹介です。
 
術前のカウンセリングで希望の形態の例としてある方のお鼻の写真をお持ちになりました。
上記写真は患者さんが見せてくださった方と同じ方の鼻です。 写真の撮り方や表情によって多少の変化はありますが要点はこの方のように正面からみて鼻先を下ろしたいとのことでした。また側面も似た感じにしたいとのことでした。しかしこの方の鼻孔縁中央部から前方にかけてはかなり上がっているほうなのでそこまでは上げたくはないとのご要望でした。
 
診察の結果 プランは船型(I型)プロテーゼ、クローズ法による鼻尖縮小術、鼻先軟骨移植、鼻孔縁挙上を行うと近似した形態になるだろうと判断し方法をご説明したところ御希望されたため鼻根部に入れていたヒアルロン酸を手術予定日一週間前に分解注射で消失させた後、手術となりました。
 
上段:術前です。
二段:術後一週間抜糸再診時です。
三段:術後二週間目再診時です。
四段:術後10ヶ月再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
術後経過として外観形態に関してはご満足されているとのことですが次の2点について前回診察時にご相談を受けました。
1.鼻ですばやく吸気を行うと鼻の孔が小さくなったせいか鼻翼が鼻孔を閉じるようにひっこむようになったため急に鼻で息を吸いづらい
2.もっと鼻翼の肉を薄くしたい。
 
10ヶ月様子をみたところ苦しくはないが術前に比べ口呼吸が多くなった気がするという点と寝ている間に鼻がピーピーなるいびきをかくようになったという点が気になるとのことでした。
 
鼻の形態を変えることは呼吸機能に変化をきたす可能性があるのですが実際そのような合併症が生じてしまったとを誠に申し訳なく思います。 
 
今後はより呼吸機能を重視し機能を損ねてまで形態の変化をお求めにならないよう患者さんにもお願いしそして自分自身にも銘記したいと思います。
2007-12-16

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