今日は1977年 に新潟市で横田めぐみさんが下校途中に北朝鮮の工作員に拉致された日になります。
 
拉致後30年という月日はあまりにも長過ぎます。 ご家族の心情を思うと心痛に耐えません。
日本政府には全力を尽くしてこの問題の解決をして欲しいと願います。
 
本日インドにて
 
けたたましいクラクションの音で目が覚めました。 ホテルの窓から街を見るともうもうを立ち上がるホコリと排気ガスで街全体にスモッグがかかったように見えます。朝食を三人の日本人Drでとったのですがどうやら昨日不思議に思った桶と柄杓はどうやらお尻を手洗いする風習の方々用とのことでした。「俺、それに水貯めて昨日頭洗っちゃったよ。」と一人の先生がおっしゃったときの悲しそうなお顔が忘れられません。 ホテルからトゥクトゥクという軽三輪車によるタクシーのような乗り物にのり学会場のバンガロー大学に向かいました。
とにかくホコリと排気ガスで鼻の奥がツーンとし目が痛くなりあちこちで鳴り響くクラクションの音で快適とは言い難い状況でした。 交差点で停車中、ホコリと排気ガスの霧の中から人影が現れゆっくりとこちらに近づいてきます。 けむい中を目をシバシバさせてよくみると赤ちゃんを抱いた女性です。「なんでこんなところで赤ちゃんを抱いて歩いているんだ・・!?」と思っているとあちこちの車に手を差し伸べています。 どうやら物乞いのようです。 こちらにも近づいてきます。 排ガスの中で立ちつくす女性のあまりにもやつれた顔とホコリで汚れきった赤ちゃんのくりくりした白い目が見ているだけで辛すぎます。 あまりにも辛い情景に小銭を女性の手に握らせるとちょうど車が発進しました。
 
すっかり心が疲れて朝8時に大学に着くとまだ学会場を作っている最中でした。
「9時から始まるのに・・・大丈夫かな?」と思いつつ学会会場を下見しました。 一人の青年がポスター作成をしています。20分後にそこをまた通ると糊付けが5cm程度だけ進んでじっと糊付け部分を押さえて視線がうつろに泳いでいます。 周りの作業員たちもめいめいがしゃがんでまるでパントマイムのごとく微動だにしないものやゆっくりと動くものやそれぞれの作業動作をしています。ガンジス川の大河のようなゆったりした時の流れに思わず自分も身を任せましたくなりましたがけたたましいクラクションの音に「はっ」と我に返りました。
 
なんやかんやで同行の先生の発表も無事終わり色々な発表やブース展示などを楽しんだ後、夜はバンガロー城でのパーティーでした。66カ国から百数十人が集まっておりなかなか盛り上がりました。
 
さて本日ご紹介の患者さんは鼻翼基部プロテーゼ、ほうれい線剥離術後ヒアルロン酸注入術をお受けになられた患者さんです。
 
上段:術前です。
中段:術後1週間再診時です。
下段:術後1ヶ月再診時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています。)


いままで他院にてフェイスリフトやフェザーリフト、RF等ありとあらゆることを行いほうれい線を目立たなくするために努力されたそうですが効果がなかったとのことだったので鼻翼基部プロテーゼ留置術、およびほうれい線剥離術後ヒアルロン酸注入によりほうれい線の処理をおこないました。
「いままでなにをやっても消えなかったほうれい線が目立たなくなった!」とのことでお喜びになられていましたが今度はお鼻が気になるようになったとのことで今度お鼻の手術をご考慮中です。

2007-11-15

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