今日は1945年にソ連軍が9月3日から5日にかけて北方領土の歯舞群島を占領開始した日になります。
本日ご紹介の患者さんは鼻根縮小術、鼻尖縮小術、鼻孔縁挙上術をお受けになられた患者さんです。
既往としては昨年の10月に他院にて鼻尖縮小術と小鼻縮小術をお受けになられたとの事ですが患者さん曰く「細く目立たない鼻にしたかったのに全然変わっていない。そこで再手術を相談したけれどもこれ以上細くならないと言われそれどころか他の部位の手術を勧められてしまった。もっと目立たない鼻にしたい。」とのことでご相談を受けました。
診察上は鼻根部が太く張っており、鼻根部のヒアルロン酸にマスクされていましたが触診上ややワシ鼻の骨格になっていました。よって全体的にお顔全体と比較すると鼻が太く高く大きい印象になっていました。鼻筋を通しつつ鼻を小さくしたいとのことでしたので突出している鼻背部を削り落とし船型プロテーゼ留置術、鼻根部を細くするために鼻根縮小術、鼻先を細くするために鼻尖縮小術のプランにて手術を行うこととしました。
小鼻の張りも気にされており小鼻縮小も御希望されていましたが以前に鼻翼上部にいたるまでの切開による小鼻縮小をお受けになられており鼻尖縮小の再手術にて張りが気にならなくなる可能性もあるため「どうしても気になるのでしたら後日やりましょう」とアドバイスさせていただき見送ることをお勧めしました。 術後再診時に鼻孔縁が垂れているのが気になるとのことだったので今回鼻孔縁挙上術をご希望され手術をお受けになられました。
上段:術前です。(赤矢印が今回手術(鼻孔縁挙上術)することとなった部位です)
下段;鼻尖縮小再手術後4ヶ月、鼻孔縁挙上術術後1週間です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
当院での鼻尖縮小再手術後、こんどはやや細すぎになり右鼻尖部に軽度の凹みが生じたため今回同時に修正手術も行っています。 ほくろの除去手術を今回同時にお受けになられたため術後写真には茶色いテープが各所についています。
順調な経過です。
わざわざお心遣いをいただきました。
深謝いたします。 どうかお気を遣わないでください。
2007-09-03