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今回はハイブリッドプロテーゼの患者さんのご紹介です。

鼻の手術には
鼻を高くする方法 としてヒアルロン酸、自家組織移植、プロテーゼ(L型、I型)
鼻先を下向きにする方法として 鼻中隔延長術、軟骨移植、L型プロテーゼに自家軟骨を合体させたhybrid prosthesis(ハイブリッド プロテーゼ)留置術 などがあります。

鼻先を下に下げたいというご希望にてカウンセリングの結果患者さんが選ばれた今回の手術方法はハイブリッドプロテーゼによる鼻先下降および鼻翼軟骨縫合によるプロテーゼの軟骨間落ち込み防止(これを行わないためにL型プロテーゼ留置後年月を経てプロテーゼが鼻翼軟骨間に落ち込みより団子鼻になってしまっているケースが多々あります)でした。

上段:術前です
中段:術後2週間再診時です
下段:術後2ヶ月後再診時です
 (写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)



現時点では経過は良好ですがとにかく心配なのがL型プロテーゼに生じやすい合併症です。
合併症として
1.感染(これはプロテーゼ全般にいえるリスクです)
2.L型プロテーゼの上方移動(鼻先が上向きに移動してくる可能性があります)
3.鼻尖部皮膚のの菲薄化(ひはくか:薄くなる事)
4.L型の脚の部分が鼻柱基部で違和感や痛みを起こす可能性
等のリスクがありこれらが心配です。
しかもこれらの合併症のやっかいなところは数年経て生じる可能性も充分あることです。
これらの合併症が生じた場合はいったんプロテーゼを抜去せざるを得ません。
(4に関してはL型の脚を短くする事で改善することがあります)

いつもL型プロテーゼを入れる場合はこれらの合併症がおこりませんように! と祈りながら手術を行っています。

2007-05-05

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