
術前の写真をみてもお分かりの通り患者さんは(患者さんからみて)右側の顎がやや大きいことを気にされていましたので中段目の写真のように右側の顎骨の側方骨切りを左と比較しやや大きくとっています。
右側口唇に術後感覚消失領域が生じましたが日々軽快してきて現在親指先の面積までに狭まってきたとのことです。 顎骨骨切り術において末梢神経の一時的な麻痺はしばしばおこりますが通常は時間と共に改善していきます。順調な経過です。術後半年もたてば子顔でシャープな顎になると思います。
メイヨー兄弟の格言
Charles・H・Mayo
35.大衆の教育は高い水準に上っています。とはいえ、知の巨匠と言われる人はまだまだ少数です。
William・J・Mayo
35.お金のあるなしに関わらず誰でも適切な医療を拒否されてはなりません。
2007-04-19