気分新たにヒポクラテスの誓詞を銘記するためここに載せます。
 
<ヒポクラテスの誓詞>
1、医の実践を許された私は、全生涯を人道に捧げる。
1、恩師に尊敬と感謝をささげる。
1、良心と威厳をもって医を実践する。
1、患者の健康と生命を第一とする。
1、患者の秘密を厳守する。
1、医業の名誉と尊い伝統を保持する。
1、同僚は兄弟とみなし、人種、宗教、国籍、社会的地位の如何によって、患者を差別しない。
1、人間の生命を受胎のはじめより至上のものとして尊ぶ。
1、いかなる強圧にあうとも人道に反した目的のために、我が知識を悪用しない。
 
以上は自由意志により、また名誉にかけて厳粛に誓うものである。
 
 
さて本日ご紹介の患者さんは鼻尖縮小術、鼻孔縁挙上術をお受けになられた患者さんです。
 
約1年半前に鼻の手術で有名な形成外科医のもとで小鼻縮小とI型プロテーゼ留置術をお受けになられ約5ヶ月前にも同医師による鼻柱下降術をお受けになられたとのことでした。 私へのご依頼内容は鼻先を細くして側面からみて下がっている鼻孔を上げたいとのことでしたので鼻尖縮小術のクローズ法、オープン法のメリットデメリットおよび鼻孔縁挙上術のメリットデメリットをお話したところオープン法による鼻尖縮小術および鼻孔縁挙上術をご選択されました。
上段:術前です。
下段:術後一週間抜糸時です。(写真は患者さんの快諾を得て供覧しています)
術中所見としては他院で移植されたと思われる耳軟骨が鼻翼軟骨を覆っていました(術前に耳からの軟骨移植をされていた件を聴取していなかったので想定外の術野の景色にややあせりました。)その耳軟骨の癒着をていねにはがし鼻翼軟骨を形成し前医の先生が留置された前述の耳軟骨も利用し鼻先をやや下げるようにしました。 鼻孔縁挙上は通常通り行っています。
順調な経過です。
 
お心遣いをいただきました。


いちごでした。 ありがとうございました。深謝いたします。

2007-04-12

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