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医師になって10年目
様々な人々と出会ってきました。人は皆 師。 先輩医師という師、患者さんという師。
数多くの事を教えられ今の自分があると思います。

ある一美容外科医のモノローグとして日々の師をこのブログを記載したいと思います。


先日山梨の病院に週末当直に行ってきました。 その日はなんと8人もハチ刺されの患者さんが外来にやってきました。 そのうちのお一人ショック状態になって救急車にて搬入されてきました。 酸素投与を行い、昇圧剤を投与しステロイド等点滴して状態の改善を図りましたがなかなか状態がよくなりません。10L/minで酸素を投与しても酸素飽和度は80台前半、血圧もどんどん昇圧剤打っても70台と好ましい状態ではありませんでした。
「年間ハチ刺されの死者は日本国内で20〜50人」とどこかで読んだ文章が頭をよぎります。
喉頭浮腫にならないようにと祈りつつ必死に処置をしていきました。幸い懸念していた喉頭浮腫は発生せずICU管理にて状態が良くなりました。 その日の当直は午前中の整形外科外来に加えてICUの他の患者さんが肩関節脱臼を生じたり、施設の御老人が呼吸停止状態で発見されて救急搬入されてくるなど忙しい一日でした。

今までの医者人生でこんなにハチ刺されの人が一日の外来にくるなんてことはありませんでした。そこの病院の看護婦さんもこんなにハチ刺されの患者さんが来院してくるのは見たことがないと言っていたのでそこの地方特有のものでもなさそうです。「大地震の前触れか?」などとくだらない事を考えていましたが特にこの一週間地震もなく過ぎました。 
どうやらお祭り前で神社等の草刈りでハチが興奮したようです。

ハチに一度刺されたことのある方はエピペンhttp://epipen.jp/  を携帯されることをお勧めします。

 

2006-09-10

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